LINE広告はLINEアプリとLINEのファミリーサービスに、広告を配信することができる運用型広告です。
LINEは日本国内で月間9,500万人が利用するSNSであり、LINE広告を活用することで幅広い年齢層のユーザーへ効率的なアプローチを行うことができます。
本記事ではLINE広告の主要配信機能の一つである、オーディエンスセグメント配信についてご紹介します。
オーディエンスセグメント配信とは
セグメントとはユーザーを年齢や性別、地域など特定の条件で細分化したグループのことです。
LINE広告のオーディエンスセグメント配信は、LINEが持つ膨大な行動データをベースとした制度の高いセグメントを広告配信に活用することができる機能です。
年齢や性別、興味関心などそれぞれターゲットを指定し、配信対象と掛け合わせて設定することが可能です。
指定できるセグメントには、以下のようなものがあります。
- 年齢
- 性別
- 地域
- OS
- 趣味・関心
- 行動
- 属性
- 購買意向
それぞれ説明していきます。
年齢セグメント
14歳以下から65歳以上まで、5歳ごとにグループわけ配信することができます。
例/14歳以下、15-19歳、20-24歳・・・65歳以上など
性別セグメント
男性・女性を指定した広告配信が可能です。
地域セグメント
都道府県や市区町村別をはじめ居住地、勤務地などを指定もしくは除外し広告を配信することができます。
OSセグメント
iOS、Android OSに加え、各OSのバージョンごとに指定することが可能です。
趣味・関心セグメント
これまで提供されているセグメントに加え、β版として提供されている多数のセグメントより選択が可能です。
β版では、例えば食べ物だけでも、食品/麺類/洋食/和食/韓国料理/中華料理…など多数のセグメントからの選択が可能になります。これにより、さらに詳細なターゲット設定を行うことが可能です。
ただし以下ののセグメントは7月末に提供が終了する予定です。
提供終了予定セグメント(7月末) |
テレビ・映画/音楽/書籍・マンガ/食べ物・飲み物/自動車(軽自動車)/コンパクトカー/ハッチバック/セダン/スポーツカー/ステーションワゴン/ミニバン/SUV(コンパクト)/SUV(ラージ) |
それ以降は、すでにβ版として提供されているセグメントより選択することができます。
行動セグメント
テレビ視聴頻度や、キャリアの変更、転居、ネットワークの利用状況などが設定できます。
属性セグメント
配偶者、子ども、職業、推定年収などでの絞り込みを行います。
購買意向
自動車、美容・コスメ、暮らし・子育て、ファッションなどの設定が可能です。
まとめ
本記事ではLINE広告を運用する際に、ぜひ活用いただきたい主要配信機能の一つであるオーディエンスセグメント配信についてご紹介しました。
適切なターゲティング設定を行うことで広告運用の費用対効果を高めることができる一方、あまりに詳細な設定を行うと配信対象となるユーザーが限定されてしまいます。
最初はターゲティングを広めに設定し、ある程度運用が軌道に乗った後に少しずつターゲットを絞っていくようにしましょう。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。