2023年6月2日、LINEはLINE広告において、新たに「LINEオープンチャット」への広告配信を追加しました。
本記事では、LINEオープンチャットで配信される広告の概要について解説します。
LINEオープンチャットとは?
LINEオープンチャットは、LINEアプリを利用しているユーザーが気になる話題や関心ごとについてトークや情報交換ができるチャットサービスです。
2022年7月末時点でのオープンチャットの累計利用者数は2,200万人を突破しており、作成されたオープンチャットは約760万個にも及んでいます。
広告の配信面について
LINEオープンチャットへの広告配信は、オープンチャットのトークルームの最上部に固定表示されます。
広告枠はトークルームごと上部1枠のみで、スマートフォン版のLINEにのみ配信されます。
広告の構成について
広告の構成は、以下5つとなっています。
- 静止画像
- タイトル
- ADバッジ
- 広告主名
- クローズボタン
使用可能な素材は静止画像のみで、動画やカルーセル広告のフォーマットに対応はしておりません。
画像の詳細は、以下となっています。
- Card:1200×628px
- Square:1080×1080px
- 画像(小):600×400px
また、他の広告同様にクローズドボタンがついているので、ユーザーが広告を見たくない時はクローズドボタンを利用して広告を非表示にすることが可能です。
クローズドボタンでは、「この広告を非表示」を選択すると対象の広告が一定期間表示されなくなり、「広告を閉じる」を選択すると画面を開いている間のみ広告を非表示にできます。
注意点について
LINEオープンチャットは、誰とでも自由に対話を楽しめるように安心・安全なガイドラインに基づいて運営をおこなっています。
そのため、LINEオープンチャットに配信される広告においても、一定の基準を満たしたトークルームのみが配信可能となっています。
現在、公式で広告が表示されるトークルームは、以下2種類となっています。
今後LINEは、さらなる広告表示対象のトークルームを拡大する見込みですが、引き続き一定の基準を満たさないトークルームには広告の表示はしない予定となっています。
まとめ
LINE広告の新たな配信先、「LINEオープンチャット」の概要について解説しました。
LINEオープンチャットへの広告配信はターゲット設定に基づいているので、これから広告配信されるトークルームが拡大することによって、更なる広告効果が期待できます。
今後のLINE広告の動向に目を離さないようにしましょう。