LINE広告では新指標の「CTRレベル」が追加されました。(2023年3月)
本記事では、広告の相対的な効果を測る指標となるCTRレベルについて解説をします。
CTRレベルについて
CTRレベルとは、同じオーディエンスに対して、自社広告と他社広告を比較するCTRの水準指標です。
CTRレベルで予測された水準には、下記5段階の評価があります。
- 平均以上-上位20%
- 平均以上-上位50%
- 平均以下-下位50%
- 平均以下-下位30%
- 平均以下-下位10%
広告の5段階評価によって、自社広告がどれだけユーザーの需要を満たしているかが判断しやすくなります。
例えば、CTRレベルが平均以下の広告があれば、平均以上の広告よりも優先的に改善するなどの戦略を立てられるでしょう。
CTRレベルの確認方法
ここでは、CTRレベルの確認方法を解説します。
①キャンペーン>表示項目>表示項目を変更を選択します。
②広告診断>CTRレベル>適用をクリックしてください。
CTRレベルは、広告マネージャ上の「広告」ページで確認できます。
注意点
CTRレベルは、管理画面上で選択したレポート期間に対応する評価が確認できますが、2つの注意点があります。
- CTRレベルの評価期間
- 配信の設定
CTRレベルの評価期間
CTRレベルのデータが確認できるのは、2023年3月1日以降のものとなっています。
また、選択したレポート期間でオークションへの参加率が低い場合はCTRレベルは表示されません。
配信の設定
CTRレベルは、下記条件に当てはまる広告のデータを確認できません。
- 動画再生、リーチ、Talk Head View Custom、予約型広告
- CPMの手動入力
まとめ
CTRレベルの評価がすべての広告成果にむすびつくわけではありませんが、ターゲットとなるユーザーの興味や関心を引いているかの参考指標になるのは間違いありません。
CTRレベルを積極的に利用して、今後の広告運用にお役立てください。