Twitterにログインしていない状態でもユーザーに広告アプローチができるTwitterのログアウト広告。
本記事では、Twitterのログアウト広告の設定とおすすめの配信サービスについて解説をします。
ログアウト広告の需要
ログインをせずにTwitterを訪れるユーザーは、全世界で毎日4〜6千万人いると推定されています。
日本のTwitterユーザーは全世界のユーザーの約10%を占めているので、毎日4〜6百万ものユーザーがログインをせずに訪問していると予想できます。
そのため、ログアウト広告はリーチの最大化を目的とするキャンペーンにおいては、効率的な成果を得られる広告といえるでしょう。
ログアウト広告の設定
ここでは、ログアウト広告を配信するための使用条件と設定方法について解説します。
使用条件
ログアウト広告の配信をするには、使用条件を満たさなければいけません。
事前のトラブル防止のためにも、配信可能と不可能なケース、それぞれを確認しておきましょう。
配信可能なケース
プロフィール、検索、返信プレースメントを表示先に設定したキャンペーンで配信している。
※但し、プレースメント設定でホームタイムラインのみを設定しているキャンペーン広告はログインしているユーザーにのみ表示されます。
配信不可能なケース
ターゲティング設定で地域(国)、デバイス、言語以外のターゲティングを設定している。
設定方法
ログアウト広告の設定確認や変更は、以下手順を参考にしてください。
①広告グループ>ターゲティング機能>追加オプション
②ログインステータスをターゲティングを確認
➂設定の確認や変更をおこなう
注意点
ログアウト広告の設定には、2つの注意点があります。
1つめは、ログアウトユーザーのみの設定ができないことです。
2つめは、ターゲティング設定です。
地域(国)、デバイス、言語以外のターゲティング設定をしても、ログアウトユーザーへは広告が配信されませんので注意しましょう。
おすすめの配信サービス
ログアウト広告は、ログインしていないユーザーに広告表示をするため、ターゲティングできる項目が地域やデバイスなど幅広いものに限定されてしまいます。
このように、配信の対象範囲を絞れない場合は、プラットフォームのユーザー層や特徴をもとに配信サービスを考えるのがおすすめです。
Twitterのユーザー属性については、以下を参考にしてください。
上記からログアウト広告で効果がありそうな商品サービスは、「グルメ・料理/レシピ」、「美容/コスメ・ファッション」、「インタネット/テクノロジー」、「時間問題/環境問題」といえます。
但し、特定のユーザー層や興味・関心によるセグメントを対象とするような、ターゲティングが欠かせない商品やサービスのプロモーションは、ログアウト広告に適していないので配信対象から外しておきましょう。
まとめ
Twitterのログアウト広告は、潜在的な顧客に幅広くアプローチできるのが大きな魅力です。
広告する商材やサービスによって相性がありますが、うまく活用することができれば今までリーチできなかった顧客層にもアプローチができ、ビジネスチャンスも広がることでしょう。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。