LINEは利便性のある広告配信ができるように、3つの大幅なアップデートをおこないました。
- 広告審査時間の短縮
- 配信可能な業種・サービスを追加
- アカウントカテゴリーの新設
上記変更点の理解は今後の広告パフォーマンス向上につながるので、しっかりとチェックしておきましょう。
広告審査時間の短縮
LINE広告は広告審査のシステム・体制を強化したことで、一部の広告においての審査時間が大幅に短縮されています。
最短の審査所要時間は5分からで、他の媒体にも引けをとらない早さとなりました。
また、24時間365日モニタリング体制となったことで、ガイドライン違反に対しての審査が厳しくなると予想されます。
1度審査に通った広告でも、今後ステータス変更がされる可能性もあるので、随時確認をしておきましょう。
配信可能な業種・サービスを追加
LINE広告のアップデートによって、配信可能な業種やサービスが追加されました。
追加された業種やサービスは下記です。
- 質屋 ・クラウドファンディング(投資型、寄付型)
- 暗号資産交換業
- 政党
- 募金、寄付金の募集
- あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復
- 治験者の募集
- 身体機能検査関連キット
- 探偵業
- 占い
- 開運
- 魔よけなどの商品、サービス
- 生体販売(ペットなど)
- 各種金融商品(先物・オプション取引など)
- 貸金業・カードローン(個人向け無担保無保証貸付)
配信可能なサービスは増えましたが、審査によっては否認されることもあります。
審査については「LINE広告審査ガイドライン」よりご確認ください。
アカウントカテゴリーの新設
広告アカウント審査の項目に「広告アカウントカテゴリー」が新設されました。
これによって、広告アカウント作成時に必要だった「商材正式名称/商材URL」がなくなり、今後は「アカウントカテゴリー」に変更されます。
アップデート前までは1商材ごとに広告アカウントの作成が必要でしたが、アカウントカテゴリーの新設によって、1つの広告アカウント作成で複数の商品を広告配信できるようになりました。
すでに作成済みの広告アカウントについては、LINE社側で広告アカウントカテゴリーが付与されます。
付与された広告アカウントカテゴリーを希望のカテゴリーに変更したい場合は、新しい広告アカウントを作成して、カテゴリーを選択してください。
まとめ
今回のアップデートによるサービスの多様化や作業の効率化は、広告パフォーマンスを大きく向上させるでしょう。
本記事で紹介した内容が、今後の広告運用のお役に立てば幸いです。