LINEでは、広告主が取得したデータをLINEへ送信できる「LINE Conversion API」の提供を9月28日に開始しました。
本記事では、LINE Conversion APIの概要とメリットをご紹介します。
LINE Conversion APIの概要
LINE Conversion APIとは、広告主が自社のサーバーに保有しているユーザーデータを直接LINEに送信できる機能です。
LINE Conversion APIが提供される経緯としては、昨年10月に提供された「ビジネスマネージャー」につづき、プライバシー保護の観点から企業とユーザーの双方にとって透明性のあるデータ活用における仕組みの機能改善の一環としています。
利用の流れは以下のとおりです。
- ビジネスマネージャーにて組織を作成
- LINE広告アカウントにビジネスマネージャーの組織IDを紐付け
- ビジネスマネージャーの管理画面でアクセストークンを発行
LINE Conversion APIを活用することにより、これまでのLINE Tagを通じたデータ取得だけでなく、広告主が保有しているユーザーデータを広告主のサーバー経由で直接LINEに送信できるようになります。
そのため、コンバージョン計測や最適化の精度アップに期待できます。
LINE Conversion APIのメリット
LINE Conversion APIの活用により期待できるメリットは以下の3つです。
- レポーティングが改善できる
- オーディエンスの蓄積ができる
- 広告パフォーマンスが改善できる
それぞれのメリットについて以下で解説します。
レポーティングが改善できる
LINE Tagで取得したデータに加え、サーバー経由での計測により、より精度の高い計測がができるようになります。
オーディエンスの蓄積ができる
サーバー経由で流入したユーザーのオーディエンスの蓄積ができるようになるため、広告配信の最適化にも期待できます。
広告パフォーマンスが改善できる
コンバージョンやイベントなどの取得データの増加により、広告配信のパフォーマンスの改善に期待できます。
まとめ
今回は、LINE Conversion APIについてご紹介しました。
ぜひ今後のLINE広告運用にお役立てください。