Instagramは米国時間の7月21日、より簡単にエンターテインメント性の高いリール動画が作成・編集できる様々なクリエイティブツールの導入を発表しました。
本記事では、拡充されたクリエイティブツールの特徴についてご紹介していきます。
新しくなったクリエイティブツールの特徴
リール(Reels)とはInstagramで最大60秒の短尺動画を共有できる機能です。
スタンプやペイント、音楽、ARエフェクトなどを追加でき、よりクリエイティブな動画を作成・共有することができます。
Instagramでは、ユーザーやクリエイターがさらに楽しく簡単にリール動画の作成・編集ができるよう、クリエイティブツールのアップデートを図っています。
今回新しくなった箇所は以下になります。
- リミックス機能のアップデート
- 「デュアル」ツールの導入
- 使いやすくなったテンプレート
それぞれ解説していきます。
リミックス機能のアップデート
昨年導入された「リミックス機能」は、既存のリール動画に合わせて動画を撮影・投稿できるツールです。
これにより、お気に入りのクリエイターとユーザー同士での気軽なコラボレーションが可能になりました。
この機能でリミックスできる素材はリール動画のみでしたが、これからは写真もリミックスできるようになります。
動画だけでなく、写真もリミックスできることでオリジナリティに溢れた動画作成が可能です。
また、作成したい動画のコンセプトに合わせて、元の素材と自分の動画のレイアウトが変えられる仕様もプラスされます。
既存のレイアウトでは素材が画面左・自分の動画が画面右ですが、2つを上下に並べたり、素材の上に自分の動画が配置されるグリーンスクリーンの利用など全4種類のレイアウトの中から選択できます。
さらに、オリジナルの写真や動画を先に再生した後に自分の動画を流すことができるモードも追加されました。
このモードを使用することで、話題になっている動画やトレンドに対する自分のリアクションやコメントを簡単に撮影して動画にできます。
今回追加された新しいオプションは、これまで同様、リミックス機能を使って動画を作成する際に表示されます。
「デュアル」ツールの導入
今回のアップデートでは、スマートフォンの背面カメラで撮影しながら、同時に前面カメラで自分の姿を撮影することができる「デュアル」ツールも導入します。
このツールを利用すれば、たとえば山の上からの雄大な景色を撮影しながら、楽しげな自分の表情も同時に見せられます。
また、商品を使いながら手元を撮影し、コメントを言う自分の姿をワイプのように撮影することも可能です。
使いやすくなったテンプレート
6月に導入されたばかりの「テンプレート」も、より使いやすくなります。
テンプレートは、利用したい動画を見つけて「テンプレートを使用」をタップし、音源や個々のクリップの尺の長さ、構成といったフォーマットを読み込むことで自分が撮影した動画や写真をカスタマイズできる機能です。
個々の動画から読み込むだけでなく、今後はリール専用カメラの「テンプレート」からもおすすめのテンプレートが表示可能になります。
まとめ
今回は、Instagramのリール動画でアップデートされた、様々なクリエイティブツールについてご紹介しました。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。