2022年6月にLINE広告から小売店舗の収益拡大に役立つ「LINE POP Media」がリリースされる予定です。 本記事では、LINE POP Mediaについてご紹介してきます。
LINE POP Mediaの特徴
LINE POP Mediaとは、店内に設置したLINE Beaconを通して、来店ユーザーのLINEのトークリスト最上部に広告配信するサービスです。
2022年6月からメーカー企業向けと一部の小売り企業向けにリリース予定です。
LINE POP Mediaのメリットとしては、2点あります。
- アナログPOPをデジタルに代替でき、購買直前のユーザーへのアプローチが可能に
- 商品棚への誘引や購買の後押しができる
配信フォーマット
配信フォーマットは、メーカー企業の場合と小売企業の場合でそれぞれ異なります。
メーカー企業の広告枠 | 小売企業の配信枠 |
LINEのトークリスト最上部 | LINEで応募 |
LINE公式アカウント | |
メッセージ |
メーカー企業の場合では、LINEのトークリストの最上部に広告を表示し、小売企業の場合は、LINEで応募のLINE公式アカウントから、メッセージを配信できます。
利用の流れ
利用の流れについて、メーカー企業の場合と小売企業の場合でそれぞれご紹介します。
メーカー企業の利用の流れ
メーカー企業の場合は、各種審査が必要になります。
- 問い合わせ :販売パートナーへの問い合わせが必要です。
- 企業・商材審査:企業、商材について審査が行われ、利用可否の連絡があります。
- 機能開放申請審査:LINE POP Mediaの機能利用申請の審査が行われます。※事前に実施小売店との商談を済ませることが必須条件です。
- 原稿入稿/審査:クリエイティブ及びLPの本番審査が行われます。※審査の結果によっては、掲載が遅れる、または掲載ができない場合もあります。
- 配信開始:配信日時より掲載開始されます。
小売企業の利用の流れ
小売企業については、現在、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアのみの受付となっています。
- 問い合わせ: LINE POP Media認定Beacon設置パートナーへの問い合わせが必要です。
- 契約:条件面の確認等を行い、LINE POP Media参画基本合意書を締結します。
- LINE Beacon LINE POP Media認定:LINE Beacon設置パートナーへの申込後、対象店舗へ実機の設置を行います。
- 支払い(レベニューシェア):配信実績に応じてレベニューシェアを支払いをします。
まとめ
今回は、2022年6月リリース予定のLINE POP Mediaについてご紹介しました。
実店舗に来店した顧客に対してへ利用率の高いLINEでデジタル広告を配信される機能はさらなるアプローチが期待できそうです。