Instagram広告を出稿したものの、審査がNGで配信ができなかった場合、「なぜNGなのか分からない」と壁にぶつかることはありませんか?
今回は、Instagramの広告審査でNGになるケースについて、気を付けるべきポイントを解説していきます。
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広告審査がNGになってしまうケース
広告審査がNGになってしまうケースの代表例を2つご紹介します。他にもNGNになるケースはありますが、これらに抵触しているとほぼ確実に審査落ちしてしまいます。
- 故意に情報を隠す(クリックベイト)
- ユーザーの感情をあおる(扇情的表現)
故意に情報を隠す(クリックベイト)
わざと一部を隠して、クリックしないと続きが見られないようにした広告はいわゆる「クリックベイト(釣り)」に当たるものに該当します。
こうした広告は審査段階で「低品質または邪魔なコンテンツ」と判断されやすく、広告出稿が却下される可能性が高くなります。
ユーザーの感情をあおる(扇情的表現)
クリックするように仕向ける虚偽的または、大げさな内容を含む広告も「クリックベイト(釣り)」とみなされ、広告出稿が却下されます。
たとえば、
- ユーザーの期待度を煽ってクリックを誘引するもの
- クリック先のページの内容が広告と関連性が薄い
といった場合が該当します。
次からはInstagram広告を配信するポイントをご紹介していきます。
Instagram広告配信のポイント
Instagram広告に関するポイントは以下の2つです。
- 画像テキストを20%に抑える
- 広告ポリシーに準拠する
画像テキストを20%に抑える
まず、Instagram広告は、画像テキストを20%に抑える方が望ましいです。 以下の画像をもとにご説明します。
画像は、
①=本文
②=広告画像(動画またはサムネイル)
③=画像テキスト
のそれぞれ指しています。
結論から言うと、③の画像内のテキスト量が20%未満であるほうがパフォーマンスは向上します。そのためできるだけテキストは20%以内におさえることをおすすめします。
ちなみに以前は画像テキストが20%未満でない場合、広告審査でNGとなって配信ができなくなったり、リーチが低下する原因になる「20%ルール」が存在していました。
「ユーザーと出稿企業の双方に最大の価値をもたらす」という目的のもと、広告出稿を行うという前提があるためで、文字が多すぎる広告画像や広告動画は、低品質とみなされていました。
広告ポリシーに準拠する
Instagram広告は、Facebook広告ポリシーに基づいて審査され、通過して初めて世の中に配信されます。広告としてふさわしい内容であるか、Instagramのユーザーが不快な思いをしないか審査されます。
広告ポリシーは以下から確認できますので、広告作成前にご一読ください。
まとめ
今回は、Instagram広告を出稿する際のルールと広告審査NGとなるケースについてご紹介しました。
ポイントは、ユーザー視点で「不快ではないか」や「釣りになっていないか」、「誘導先のLPと広告の品質が一致しているか」などです。
自社の広告パフォーマンスを最大化し、より多くのユーザーにリーチし、コンバージョンを獲得するためには、ユーザー視点を大切にした広告であることが重要です。