Facebook広告には、画像、動画、カルーセル、スライドショーの4種類があります。
それぞれ、Facebook広告で推奨されている画像サイズやアスペクト比が異なっているので、詳しく解説していきます。
また、文字数の注意点やテキストに関してのルールも説明します。
Facebook広告の画像サイズ
それでは、Facebook広告の4種類の画像・動画について詳しく見ていきましょう。
アスペクト比とは
アスペクト比とは、画像や動画の縦と横の比率のことです。
以下に示してあるのが、Facebook公式で推奨しているアスペクト比となります。
画像広告のサイズについて
画像広告で推奨されているサイズ、ファイル形式等は以下の表にまとめてます。
画像からリンク先のWebサイトやアプリに誘導できます。
ファイル形式 | jpg または png |
解像度(リンクなし) | 解像度の上限なし |
解像度(リンク付き) | 解像度の上限なし(1,080×1,080ピクセル以上) |
アスペクト比(リンクなし) | 1.91:1 ~ 4:5 |
アスペクト比(リンク付き) | 1.91:1 ~ 4:5 |
文字数(リンクなし) | 125文字以内 |
文字数(リンク付き) | 見出し:40文字以内、リンクの説明:30文字以内 |
動画広告のサイズについて
動画広告で推奨されているサイズ、ファイル形式等は以下の表にまとめてます。
商品やサービスの特徴を、動きと音で伝えることができます。
ファイル形式 | ほとんどの動画ファイル形式に対応 |
解像度 | ファイルサイズ(最大4GB)、アスペクト比満たせば解像度の上限なし |
長さ | 1秒(最短) ~ 241分(最長) |
アスペクト比 | 9:16 ~ 16:9 |
文字数(リンクなし) | 125文字以内 |
文字数(リンク付き) | 見出し:40文字以内、リンクの説明:30文字以内 |
カルーセル広告のサイズについて
カルーセル広告で推奨されているサイズ、ファイル形式等は以下の表にまとめてます。
一つの広告で2枚~10枚までの画像や動画が表示できます。
ファイル形式 | jpg または png |
解像度 | 解像度の上限なし(1,080×1,080ピクセル以上) |
アスペクト比 | 1:1 |
文字数(リンクなし) | 見出し:40文字以内、テキスト125文字以内 |
リンクの説明 | 20文字以内 |
スライドショー広告のサイズについて
スライドショー広告で推奨されているサイズ、ファイル形式等は以下の表にまとめてます。
動きや音、テキストを使用してストーリーを伝えることができます。
動画のファイル形式 | MOV または MP4 |
解像度 | 解像度の上限なし(1,280×720ピクセル以上) |
長さ | 1秒(最短) ~ 240分(最長) |
アスペクト比 | 16:9、1:1、4:5 のいずれか(すべての画像を同じアスペクトにします) |
文字数(リンクなし) | 125文字以内 |
アスペクト比や文字数に関しての注意点
Facebookはスマホユーザーが圧倒的に多く、今後スマホユーザー向けに広告の仕様が変更になる可能性が非常に高いといえます。
実際に、2019年8月に一部のアスペクト比と文字数が現在の使用に変更となっており、モバイルニュースフィールドにおけるアスペクト比は2:3から4:5へ、表示されるテキストは7行から3行に変更となりました。
3行以上のテキストは折りたたまれてしまい、ユーザーがクリックしなければ全文表示されません。
ですので、基本的には3行以内で端的にメッセージを伝えられるように、テキストを工夫することが必要です。
テキストに関するルール
Facebookの公式には、画像内のテキストを20%未満に抑えるとパフォーマンスが高くなると記載されてます。
これを踏まえ、メッセージを効果的に伝わるようにするために、明確で簡潔な短いテキストの使用をおすすめします。
画像テキストとは、以下の様なものになります。
また、Facebookの公式にありますが、広告画像内のテキストが多くならない様にするためのアドバイスがあります。
- 画像内にテキストを入れる必要がある場合、文字数をできるだけ抑えたり、フォントを小さくしたりする。テキストは小さくなりすぎて読みにくくならない様に注意すること。
- 使用するテキストの大半を、広告の画像上に直接配置するのではなく、本文に含めるようにする。
- テキストで画像全体を覆ってしまわないようにする。 以上の様に、テキストに関しても注意して作成、配置をしていきましょう。
まとめ
今回は、Facebook広告各種の画像サイズについて解説しました。
それぞれのアスペクト比やテキストの文字数やフォントの大きさなど、気を付けなくてはいけません。
また、モバイルユーザーが大変多いFacebookですので、今後の仕様の変更も注意していきましょう。
今回の記事を読んでいただき、現時点でのFacebook広告に画像や動画が合っているか、見直すきっかけにしていただければと思います。