ソーシャルメディア広告とは、ソーシャルメディアを活用したプロモーションのこと。
なかでもFacebook広告は、影響力の高さを誇る有効な手段のひとつです。
ただ他のメディアと比較した場合どのような特長があるのか、イマイチ分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Facebook上に広告を掲載した場合、得られるメリットと生じるデメリットを解説していきます。
Facebook広告の3つのメリット
メリット1:低コストで広告出稿できる
出稿にかかる金額は100円から可能で、コストをかけずに広告を出稿することが可能です。
またコストを抑えて手軽にテストできることから、様々な仮説を検証するためのプラットフォームとしての役割も果たせます。
初めてソーシャルメディア広告を試したい場合は、数あるSNSの中でもFacebookは適したプラットフォームであるといえます。
メリット2:多くのユーザーにアプローチできる
Facebookは、月間アクティブユーザー数が23億2000万人を誇る世界最大のSNSであり、日本国内においても2,600万人のアクティブユーザーが存在します。
一人で複数のアカウントを持つことは禁止されているため、アクティブユーザー数をそのままアプローチできるユーザーの実数としてとらえることができます。
このことから、Facebook広告のメリットのひとつとして、アプローチできるユーザー数が多いということが挙げられます。
メリット3:ターゲティングに優れた媒体である
Facebook広告を他SNSと比較した場合に得られるメリットとして、ターゲティング精度の高さが挙げられます。実名登録のSNSであるFacebookは、ユーザー属性が明確であるのが特徴です。
登録されたユーザー情報やWeb上の行動履歴などから、ターゲティングが可能なため、たとえば「熊本県在住の30代男性で趣味・関心はアウトドア」というように、精度の高いターゲティングが実現できるのです。
Facebook広告の2つのデメリット
デメリット1: Facebookユーザーにしかリーチできない
Facebook広告は、Facebook内に表示されるに留まります。
したがってFacebook登録者以外にはリーチすることはできず、例えばGoogle広告などと比べた場合、ターゲットは限定されます。
またFacebookは年齢40代以降の利用者が過半数を超えており、若年層がターゲットになるビジネスであれば、他のSNS広告のほうが適している可能性があります。
デメリット2:仕様変更が多い
Facebook広告は仕様変更を頻繁におこなっており、その度に新たな仕様に合わせた広告を出稿するなど、柔軟に対応する必要が生じます。
また、操作画面のレイアウトなどが変わることもあり、ソーシャルメディアの広告運用に慣れていない方にとっては負担感があるかもしれません。
まとめ
ここまでFacebook広告におけるメリット・デメリットを解説してきました。
記述のようなデメリットもあるものの、Facebookはソーシャルメディア広告のプラットフォームとしてメリットに優れ、高い効果を見込める機能を持つことは間違いありません。
予算面でも手軽に始められますので、試しに広告を出してみてはいかがでしょうか。