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【Facebook広告】ダイナミッククリエイティブを活用してみた!

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こんにちは。野球のクライマックスシリーズが始まっていますが、セパのリーグを勝ち抜くのはどのチームなのか、日本一になるチームはどのチームなのか、目が離せませんね。さて本日は、前回の記事で紹介しましたFacebook広告の「ダイナミッククリエイティブ」を使用して実際に広告配信を行ってみたので、その結果をお伝えしたいと思います。前回の記事はこちら

パフォーマンスを確認する方法

まずはダイナミッククリエイティブのアセットごとのパフォーマンスを確認します。広告マネージャ上で確認することができ、さらにレポートをダウンロードすることが出来ます。確認出来る内容は、広告セットまたは広告単位で、画像、見出し、テキストなどです。広告セット単位で画像ごとのパフォーマンスを確認した画像が以下になります。

さらに画像右上のレポートボタンをクリックし、パフォーマンスレポートをエクスポートします。エクスポートしたファイルが以下の画像のような内容になります。(表示項目は広告マネージャ上で表示しているものが反映されます。下図は自分でカスタマイズした項目となっています。)

広告マネージャ上ではアカウント単位、キャンペーン単位のアセットごとのパフォーマンスは確認出来ないため、複数の広告セットで配信を行っている場合は、ファイルをエクスポートして編集する必要があります。

アセットごとの配信結果

とあるお客様でダイナミッククリエイティブを配信してみました。画像を10パターン、テキスト文を5パターン、見出しを5パターン用意して配信を行い、それぞれの結果をまとめました。

2週間こちらの配信を行いました。素材の登録数に対し配信期間が2週間と短かったため、すべての素材で十分なデータを集めることが出来た、とは言い難いですが、少なからず素材ごとでパフォーマンスに差は出ているようです。
配信量自体にも差があるようですが、キャンペーンの目的はコンバージョン最適化に設定して配信を行っていますので、早々にコンバージョンが獲得できた素材に配信が寄っていったのかもしれません。説明文D,Eや見出し”お”はクリック率が高いのに配信量が少なくてもったいないなという気持ちも…。

さらに試してみました

私もお客様もダイナミッククリエイティブの結果を見て好奇心を持ち、さらなるデータ収集の為ダイナミッククリエイティブの配信でコンバージョンが獲得出来た素材、コンバージョンが獲得出来なかった素材から気になったものをピックアップし、通常の広告タイプで組み合わせ広告を配信してみました。
今回配信したのは以下の4パターンです。こちらも2週間配信を行いました。

  • 画像1 + テキストA + 見出し”あ”
  • 画像1 + テキストE + 見出し”あ”
  • 画像8 + テキストA + 見出し”あ”
  • 画像8 + テキストE + 見出し”あ”

配信結果と感想

2週間の配信結果が以下の通りです。

なんと、ダイナミッククリエイティブの配信の段階では配信量が少なく良いか悪いかわからなかったテキストEと画像1の組み合わせの広告がもっともコンバージョンを獲得するという結果になりました。
しかしコンバージョン数は少ないですが、画像1とテキストA、画像8とテキストAの組み合わせはコンバージョン率が高く、画像1とテキストEの組み合わせの配信よりコンバージョン単価を抑えることが出来ています。

今回はダイナミッククリエイティブを配信して素材ごとの配信データを収集する期間が短かったため、その後の結果が予想外の内容になったのかもしれません。しかし、ダイナミッククリエイティブ配信の時点で成果が良かった画像1、説明文Aではさらに成果を拡大することが出来ていますし、ある程度素材の善し悪しを判断することが出来る配信だと感じました。

これらの素材をすべて普通に組み合わせて配信を行おうとしたら、5×5×10で計250パターンの広告を配信することになります。これを自分で設定・集計する手間を考えたら、やっぱり自動で最適化してくれる機能は便利ですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。あまり事例のない配信をお客様と一緒に進めることができ、とても良い経験になりました。 お試しの配信であったため期間が短く、ダイナミッククリエイティブで良かった素材が通常の配信でもバッチリ成果が良かった!なんて綺麗な結果にはなりませんでしたが、Facebook広告を運用する際の参考になりましたら幸いです。

配信期間を長く確保したら素材ごとのデータはもう少し多めに、まんべんなく集まるのか?データがある程度集まった段階で成果の良い素材に最適化されるような配信結果になるのか?など気になることはまだたくさんありますので、また機会があれば配信提案をしてみようと思います。

Googleでもレスポンスディスプレイ広告が準備されているように、多くのユーザーがネットを使用して様々な広告と触れ合う環境の中で、どんな広告を見せるかは重要になってきます。Facebook広告を配信する際、すごい素材をたくさん用意してもらって、全部やりたいけど時間が!!ということがあれば、是非試してみて下さい。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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