こんにちは、営業部の小幡です。
今回はLINE Ads Platform(以下:LAP)の4月にローンチされた新メニュー「リエンゲージメント」についてご紹介させて頂きます。
リエンゲージメントって何!?
リエンゲージメントは、アプリインストール済みのユーザーに対して休眠開拓や利用頻度向上をさせるため、計測ツール SDK( Ads Measurement Partnerの内のadjust/AppsFlyer/F.O.X)と連携しユーザーのアプリ利用状況を分析、アプローチを実施できるメニューです。
よくアプリをインストールして、利用してみたけど飽きたり、わかりにくかったりと思いそのまま放置しているアプリとかありますよね。私が特にゲームアプリなどが多い印象です。
一度は興味を持ち、インストールしたことがあるのできっかけ次第(キャンペーンやコラボなど)ではまたしてもいいな!ってユーザーのアクティブ化につながりそうですね。
新規ユーザーだけでなく休眠ユーザーの開拓につながれば、効率的・継続的にアプリの売上伸ばせそうですね。これまでアプリインストール広告は多くありますが、インストール済みのユーザーにピンポイントで配信できる手段がなかったため魅力的ですね。
成果ポイントは今のところ「起動時」のみしかありませんが、今後はイベントトラッキング(購入、カート追加、カスタムイベントなど)の設定もきるようになっていくとのことです。
実際に配信するにはハードルの高い準備(タグの設置など)が必要になりますので事前にご相談して下さいませ。
設定方法
設定方法をご紹介します。
①:設定したいアカウントのキャンペーン作成画面の「新規作成」をクリック。
②:配信タイプを「リエンゲージメント」に選択し、その他項目を入力したら保存でキャンペーンが完成します。
③:モバイルAppタブから「新規作成」をクリック。
④:計測したいアプリのOSを選択し、ストアURLを入れて保存です。iOS、Androidそれぞれある場合は1つずつ作成が必要です。
⑤:作成できているいことを確認 ※ポストバックIDの数字の羅列は選べません。
⑥:セグメントタブに行き、「Appイベント」を選択しモバイルAppから計測したいアプリを選択します。
アクションの「Open」が起動時を効果計測ポイントになります。その他は「インストール」が選択できますが、リエンゲージメントを配信する場合は「Open」を選択。
⑦:作成できているいことを確認
⑧:キャンペーンから広告グループを作成し「セグメント配信」にチェックし選択対象から作成したセグメントを選択して保存で完了です。
⑨:LAPの管理画面での設定は完了ですが、最後にSDK側でアカウントIDとポストバックIDを設定したら完了です。
LAPの管理画面は入力項目も限られているめた設定は簡単そうですね。
まだ弊社ではリエンゲージメントの配信実績はありませんが配信してみたいですね。
おまけ
8月7日にLINE社からプラットフォームを大幅刷新と発表がありました。8月20日から実施しているとのことです。
■システムを大幅刷新、LINEが保有するユーザーデータを最大限活用した広告配信の最適化を実現
この度、「LINE Ads Platform」では、広告配信システムのさらなる最適化や精緻化による、企業・ブランドのマーケティング活動の最大化と課題解決を目指し、システムの大幅刷新を実施いたします。新システムでは、広告配信の最適化により適したアカウント構造への変更や管理画面UIの刷新を行うとともに、利用データの計測などを行うLINE Tagを提供し、LINEが保有するユーザーデータを最大限活用した広告配信の最適化を実現してまいります。
今度の新メニューとして、ダイレクトレスポンス向け商品として、ダイナミック広告(DPA)や、自動入札最適化機能にアプリ内の売上を最大化する仕組みを導入するとのことです。更に大きな変化があり期待できそうですね。
まとめ
いかがでしょうか。
すごいスピードで進化していくLAPに目が離せませんね。媒体から新メニューや新機能が次々とリリースされるため営業マンたるもの最新の情報にアップデートしクライアント様の要望を叶えていきたいですね!