こんにちは、営業部の小幡です。
クライアント様に広告(お金をかけてでも)を使ってLINE@の友だちを増やしたい、Facebook(Instagram)のいいね!、フォロワーを伸ばしたいなど自社のSNSでファンユーザーを獲得したい要望をちらほら聞きます。
その際は、私は多くの企業様で取り組まれている「キャンペーンや企画を用いて友だち登録特典をつけて促すといいと思います」とお伝えして来ました。
しかし、効果検証には広告を配信した期間内でどれほど増加したかを指標とするしかなく、オーガニックも含まれ広告効果だけを図りにくく、検証が難しい印象でした。また、特典に釣られ、ブロックやフォロー外ししてしまう質の低いユーザー(にわかファン)ばかりが増えてしまうことも懸念されていました。
そんな中、2018年2月にLINEから新しいメニューとして「友だち課金型」サービスの提供が開始されましたのでご紹介させて頂きます。
新サービス『LINE Ads Platform CPF』とは
そもそもLINE Ads Platformはご存知ですよね。知らない方は弊社過去記事をご参考下さい。
※記事は当時の詳細になりますのでアップデートしている部分があるためご注意下さい。
CPFとは「Cost Per Friend」の略でその名の通り、ユーザーが「友だち」追加した際のみ費用が発生するサービスです。下の画像のように「友だち追加」した場合のみ課金されますので法人向けのLINEアカウントの友だち追加を促進できる新メニューです。
画像引用元:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2062
注意事項
通常は、LINE Ads Platformを配信する場合のはLINEアカウントとの紐づけが必須になっておりますが、LINEアカウントがない広告主様用にLINE側がダミーアカウントを作成し配信することは可能です。今回の「LINE Ads Platform CPF」はダミーアカウントでの設定は不可です。下記のアカウントのみ対応しています。
- 公式アカウント
- ビジネスコネクトアカウント
- API型公式アカウント
また、既に「友だち追加」しているユーザーにも広告が表示されてしまいます。既に友だちのユーザーが広告から「友だち追加」しても課金対象にはならないとのことです。
現在、CPFが設定できるフォーマットは、静止画(1200×628、1080×1080)しか課金設定できないようです。動画なども順次対応されるのではないでしょうか。
CPFのメリット
1番は、「友だち追加」の広告効果を検証しやすくなることです。検証しやすくなったことでこれまで通りキャンペーンや企画など特典のあるパターンと特典がないパターンとで友だちの増加数がどれほど違うかや、ブロック率などから特典の有無で質の高いユーザーがどれほど増えたかなども検証できそうですね。効果検証しやすくなったことでにわかファンでなく質の高いファンユーザーを増やしビジネスチャンス拡げられると良いですね。
審査面では、リンク先として指定していたサイトが落ちてしまいLINE Ads Platformの配信を断念していた企業様も「LINE Ads Platform CPF」ならサイトへリンクさせることが目的でなく、「友だち追加」が目的となるため、再度、LINEへ確認してみるといいかもしれません。あくまでも商材がNGでなくサイトがNGだった場合ですのでご留意下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
友だちを増やすためにキャンペーンや企画など行なっていた企業様が広告の効果検証が正確にできるようになったのは魅力的ですね。これまでできなかったキャンペーンやクリエイティブの検証ができより運用最適化は進みそうですね。
参考サイト