新型コロナウィルスの影響でリモートワークが増え、家で過ごす人が増えてきたことにより、音声メディアを利用する人が大幅に増加しました。そんな中、デジタル音声広告を導入する企業が増えています。
今回は、デジタル音声広告について、特徴とデジタル音声広告を出稿できる代表的なメディアをご紹介します。
デジタル音声広告とは
デジタル音声広告とは音声メディアで配信される広告のことです。名称はオーディオ広告、オーディオアドとも言われてます。
配信場所は、主にラジオや音楽配信サービスなどで、音声メディアのリスナーに向けて、自社のブランドのリーチが可能です。
従来は、音声での広告といえばラジオ広告でしたが、radikoやspotifyなどインターネットを活用したラジオ放送や音楽配信サービスの中が流行したことにより、近年、デジタル音声広告が注目されています。
デジタル音声広告の特徴は、ターゲティング配信が可能なメニューがあるということです。ターゲット配信により、自社の商品やサービスの見込み客が集中する番組や配信コンテンツの間に広告配信することが可能になります。
デジタル音声広告を出稿できるメディア
デジタル音声広告を出稿できる代表的なメディア3社をご紹介します。
Spotify
Spotify(スポティファイ)は、世界2億人以上のユーザー数を誇る定額音声サービスです。Spotifyでは、無料ユーザーに対し、楽曲間のブレイクに最大30秒の音声広告を配信できる「Spotifyデジタル音声広告」を提供しています。
Spotifyの音声広告の特徴は、アプリ使用ユーザーに対し、区分ごとに多彩なターゲティングが可能なことです。
参考:Spotify音声広告配信|https://otonal.co.jp/audioad/spotify/
Amazon
Amazonでは、Amazon Musicの広告付き無料サービスで音声広告を活用できます。
広告は楽曲の合間に再生され、EchoやFire TVなどのAlex対応デバイスのほか、モバイルおよびデスクトップでAmazon Musicの無料サービス視聴者に対して配信されます。
参考:amazon ads|音声広告
https://advertising.amazon.com/ja-jp/solutions/products/audio-ads
radiko
radikoの特徴は、地上波ラジオでの一律広告配信枠とは違い、radikoユーザーの一人ひとりに合わせた個別の広告配信ができます。
ラジオ放送では、リスナーに対して一律に同じ広告を配信する手法をとっていましたが、radikoでは、インターネット配信を活用し、過去に聞いた番組の履歴や会員データ、位置情報からユーザーを可視化した独自のDMPを構築したことで、ターゲティングが可能になっています。
参考:radiko(ラジコ)オーディオアド|https://otonal.co.jp/audioad/radiko/
まとめ
今回は、デジタル音声広告についてご紹介しました。近年盛り上がっているデジタル音声コンテンツ業界において、広告主が顧客にリーチするための新たな機会が生まれました。これまで音声広告を取り入れていなかった広告主にとっても今後注目することで自社のブランドをアピールするための新しいヒントを得られるかもしれません。