今回はARマーケティングについてご紹介します。
ARマーケティングとは
ARは、Augmented Realityの略称で、日本語で「拡張現実」と言います。
例えば、スマートフォンやARグラス越しで見ると、 現実世界にナビゲーションや3Dデータ、動画などが出現する技術です。
被写体の情報を現実世界で付加してくれる技術で、これまではエンターテイメントやゲーム分野で多く活用されてきました。
現在では、AR技術を使った広告やパンフレット、アプリなどマーケティング施策として導入されることが増えています。
以下で実際どんなシーンで使われているのか、ARマーケティングの活用事例についてご紹介します。
ARマーケティングの活用事例
広告
オンラインでは、GoogleがYouTubeマストヘッド広告にAR機能(AR広告)を実装 したことが話題になってます。
紙媒体での活用事例も多くあります。フリーペーパーでARを活用する例では、AR動画を設定することで、読者により深くアプローチできるため広告の価値を高めることが出来ます。
また、新聞・雑誌・書籍では、取材現場の様子が動画で見られるものやレシピ動画が見られるもの、挿絵が動く本など、ARを活用することでコンテンツ強化に繋がっています。
さらに紙媒体とARの掛け合わせは広告枠や購入特典にも活用されており、PRやプロモーションに活かされています。
イベント・展示会
イベント・展示会では、ARを活用することで来場者のユーザー体験をより提供できるため、イベント滞在時間やイベント回遊率を向上させることができます。
展示物のサポートコンテンツとして、展示物の説明サポートがARを使うことで大がかりな設備不要で実現可能です。
カタログ・パンフレット
カタログ・パンフレットにARを導入して他社との差別化を図る企業も増えています。
実際の取り組みの様子を記録したAR動画や、従業員のメッセージを収めたAR動画をカタログ・パンフレットに載せることで、記憶に残るパンフレットの作成ができます。
まとめ
今回はARマーケティングについて、その活用例をご紹介しました。 ARマーケティングは話題性だけでなく、ビジネスにおいても実質的に効果のあるものです。
臨場感のある体験を演出できるARは顧客に対して満足度の向上に繋がり、広告プロモーションと非常に相性の良いコンテンツです。
マーケティング施策の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか。