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【YouTube動画広告】動画広告に対する悪い印象は過去に比べて軽減してる!?

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皆さんこんにちは。

今年生まれる子供が娘とわかり、「将来変わった彼氏とか連れてきたらどうしよう・・・?」と生まれてもいないのに余計な心配をしている営業マン椎名です。

弊社ではYouTube動画広告を取り扱っており、お客様に「YouTubeの広告ってユーザーに悪い印象を与えることはありませんか?」とご質問を頂くことがあります。

ご質問されるお客様は、ユーザーによっては動画を見る前や見ている最中に広告が流れることで嫌悪感や悪い印象を持ってしまうのではないか?と心配されるようです。

しかし、昨今ではユーザーの動画広告に対する印象も変わってきているようで、ジャストシステムが行った動画&動画広告の調査では動画広告に対する悪い印象が以前に比べて減っているといった結果が出たそうです。本日はユーザーの動画広告に対する印象に関してお話をします。

動画&動画広告の調査とは

先日、株式会社ジャストシステムがネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「動画&動画広告 月次定点調査(2018年6月度)」の結果が発表されました。

調査概要

  • 調査機関:2018年6月19日(火)~6月25日(月)
  • 調査対象:15歳~69歳の男女1,100名
  • 調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

本調査では、調査対象に動画コンテンツに関する視聴状況・視聴時間・デバイス・プラットフォーム・動画広告を視聴した際の行動などの設問を行い集計されております。

YouTubeの利用状況

同調査によると、動画コンテンツを見るプラットフォームとしてYouTubeを使用していると回答された数はLINEやInstagramの約2倍~3倍となっております。

動画コンテンツを見るユーザーの90%近くはYouTubeを利用しているのです。

※「動画&動画広告 月次定点調査(2018年6月度)」より抜粋

YouTubeの利用ユーザーは増大を続けており、2017年の日本のYouTubeの月間ログイン視聴者数は6200万人だったとGoogleジャパンが発表しております。

2017年に流行語にノミネートされた「ユーチューバー」の活躍や、2018年はジャニーズ事務所によるYouTube動画配信の解禁など、日本独自のコンテンツも増えているそうで、これからも利用者が増えていくことが予想されます。

YouTube動画広告に対するユーザーの印象の変化

YouTube動画広告に対する行動も調査されております。こちらの調査によると、「動画広告をきっかけにそのブランドに悪い印象を持ったことがあるか?」の設問に対し、あてはまる・ややあてはまると答えたユーザーが2014年に比べて、2018年では6.3%減少していました。

ただし、「動画広告をきっかけにそのブランドに良い印象を持ったことがあるか?」の設問に対してもあてはまる・ややあてはまると答えたユーザーが、2014年に比べて2018年では10.4%減少していました。

※「動画&動画広告 月次定点調査(2018年6月度)」より抜粋

動画広告に対するユーザーの意識が2018年と2014年では変わっているようです。

なぜユーザーの意識に変化があったのか?

上記を踏まえて、なぜユーザーの意識に変化があったのか考えてみたところ、悪い印象と良い印象のどちらも減少しているのは、動画広告に対してユーザーの興味が薄くなっているのではないかと考えられました。

最近のYouTubeは動画開始前や動画視聴中によく動画広告が流れます。ユーザーも「流れることが当たり前」と認識しているのではないでしょうか。

上記はあくまで想像のため、何か根拠になるようなデータはないか調べたところ、ユーザー数の増大と使用されている動画広告費の増大に大きく差が開いていたことを見つけました。

まず、ユーザー数の増大ですが、2017年はさきほどお話した通り6200万人でした。たいして、2014年のユーザー数は5066万人(※コムスコア調べ)だったそうです。
2017年と比べて、1.2倍以上の増大です。

では、広告費の増大はどうでしょうか?

2017年は1,374億円、2014年は314億円と4.3倍以上です。
※両数値共にサイバーエージェント国内動画広告の市場調査を参照
※動画広告市場全体の調査結果

こちらは動画市場全体の数値のため、YouTubeのみの比較ではありません。しかし、動画コンテンツを見るユーザーのほとんどはYouTubeを使用していると想定されることから、YouTubeに使用される動画広告費も同等の増大をしているのではないかと考えられます。

ユーザーが1.2倍の増大に比べて使用されている広告費が4.3倍の増大と考えると、2017年のユーザーは2014年のユーザーに比べて、3倍以上は動画広告に接する機会があると想定できます。
動画広告に接する機会が増えたことで、ユーザーはいい意味でも悪い意味でも「慣れ」が出てきているのではないでしょうか。

まとめ

ユーザーは動画広告に対して以前ほど悪い印象を持たなくなっています。しかし、良い印象も持ちづらい状況になっているようです。

冒頭に申し上げた、「ユーザーに悪い印象を持たれないか?」は以前に比べて軽減しています。しかし、良い印象も持ちづらくなったユーザーに「どうやって良い印象を与えるか?」を考える必要があります。

良い印象を持っていただくためには「誰に何をみてもらうか?」が重要だと考えられます。商材・クリエイティブと動画広告を見るユーザーのニーズがマッチしなければ、ユーザーは広告に対して良い印象を持つことはあまりないでしょう。

どのユーザーをターゲットにどのようなターゲティングで広告を配信するか、は重要な要素の一つだと言えるのではないでしょうか。

カルテットでも多数の動画広告の配信実績がございます。クライアント様の商材に合わせた適切なターゲティングで広告を配信致します。
動画広告の配信でお悩みのクライアント様、ぜひお気軽にカルテットへお問い合わせください。

カルテットコミュニケーションズお問い合わせページ

以上、椎名でした。

「Marketing Research Camp」の自主調査ページ

サイバーエージェント、国内動画広告の市場調査を実施

サイバーエージェント、2017年国内動画広告の市場調査を実施

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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