こんにちは営業部の小幡です。
SNSを見ていて、「なにこれ?」と思ったら広告。
なんて経験ないですか?
今回は、バナーのクリエイティブで引合のあるユーザーに違いがありましたのでご紹介させて頂きます。基本中の基本の内容ではありますが、次にSNS広告を出稿する際に試してみようかなって思って頂けたら幸いです。
アカウント概要
- 商材:自動車の購入
- 目的:キャンペーンの認知拡大、お申込獲得
- CVポイント:お申込完了
- 媒体:Facebook広告/Instagram広告
1ヶ月間限定のキャンペーンのお申込獲得を目的としています。
配信結果は下記の通りです。
パフォーマンスは良好で、ご満足頂けた結果でした。
今回は、パフォーマンスではなく配信した2つのバナーに着目しました。
バナーの違いは背景が違うだけでその他は同じです。
- バナーA:背景が単色
- バナーB:背景は自然の木々
上記のバナーで配信した結果、バナー別のCVユーザーに違いがあったためご紹介させて頂きます。
配信結果とバナー比較
バナー別の結果は下記になります。
男女別
男性と女性別の結果は下記です。
「不明」ユーザーは省いてあります。
バナーのレイアウトや訴求内容は同じで、背景のみ違うだけで異なる結果になりました。
CTRはどれも変わりませんが、CPAは男女で倍違うなど女性からの引合が強いことがわかります。木々がオシャレで目にとまる機会が多かったのか、あくまで想定ですがクリエイティブ力を推すSNS広告らしい結果ですね。男性は背景単色のほうがキャンペーン内容が入りやすかったのか…
ここまで差が出ると、性別によってバナーを変えるととさらに効果がでるのか検証したいです。
次の配信時は、男性に好まれそうなバナーA,B(単色2パターン)や女性に好まれそうなC,D(単色以外の2パターン)など仮説と検証でより成果につながるよう努め、YDNやGDN、その他SNS広告でも同様の結果になるのか、媒体を変えて検証もしたいですね。
CVの獲得にはキャンペーン内容やサイトの導線、ターゲティングなど要因が多々あると思います。これまでと少し違った視点で分析してみてると発見があるかもしれませんね。
プラットフォーム別
おまけでFacebookとInstagramのプラットフォーム別の結果は下記になります。
Audience Networkは省いてあります。
男女別より大きな差はありませんが、インプレッション数はInstagramの方が2倍近く多いですね。Instagramを意図的に配信を強化していないので、システムがCV最適化を行ったかInstagramの利用者が多くよく表示されたのか、FacebookのほうがCTRが高いため男性のFacebookユーザーから多くサイト流入がされたかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リスティングに関わるものとして分析は、当たり前のことです。指標として男女別や配信面などよく見る指標ですが、違いが顕著にでたのでご紹介いたしました。
バナーで訴求するFacebook/Instagram広告ですが、パフォーマンスは検索連動型広告にも負けてないと思いました。SNS広告は、検索連動型広告と違いキーワードなど細かい調整はありませんがクリエイティブの色味やレイアウトなど違った視点で調整を行い、広告効果を向上できそうですね。プロモーションだけでなく刈り取りの役割も強くなってきたSNS広告に目が離せません。日々、新しい情報にアンテナをはり配信メニュー、運用方法など模索していき様々な角度から分析、提案をしてきたいですね。