広告表示については十分な回数があるのに、クリック数が少ないと感じることはありませんか?
本日は、広告成果の大幅アップが期待される「クリック率の向上」について解説します。
クリック率を上げるためには?
クリック数・クリック率をアップさせるために見直したい項目は下記の4つです。
- 配信対象を見直す
- キーワードを見直す
- 広告の掲載順位を上げる
- 広告自体を見直す
それでは、一つずつ確認していきましょう。
配信対象を見直す
広告を配信したい地域が限定されている場合や、地域に特定の傾向がある場合は、地域ターゲティング機能を利用することで該当地域に広告の配信を集中させることができます。
また、Yahoo!広告のサイトリターゲティング機能では、過去に広告主様のサイトを訪問したことがあり、かつ検索サイトで商品やサービスを検索しているインターネットユーザーに対し、広告を配信することができます。
キーワードを見直す
キーワードの見直しについては「マッチタイプ」と「対象外キーワード」の2つの観点から行います。
マッチタイプ
マッチタイプで「部分一致」「フレーズ一致」を指定したキーワードが多い場合は、広告の配信対象ユーザーの範囲が広くなり、意図よりも幅広いキーワードで広告が配信されている可能性があります。
一方で、広告効果の高いキーワードは「完全一致」から「部分一致」「フレーズ一致」に変更することで、クリック数やコンバージョン数が増加することもあります。
広告の掲載結果を確認した上で、状況に応じたマッチタイプの見直しが必要です。
対象外キーワード
商品やサイト内容と関連性がない検索キーワードについては、対象外キーワードを設定することでクリックおよびコンバージョンにつながる可能性があるキーワードに、広告の配信を集中させることができます。
広告の掲載順位を上げる
クリックおよびコンバージョンを多く獲得できるデバイス、地域、曜日・時間帯については、入札価格調整率の引き上げを検討しましょう。
入札価格調整率を引き上げることで広告の掲載順位が上がりやすくなり、クリック率が向上する可能性があります。
また、Yahoo!広告では「広告表示オプション」が利用可能です。
広告表示オプションは、広告の下部に付加情報を表示できる機能で、ユーザーの目につきやすくクリックに結び付きやすくなり、広告効果の向上に期待できます。
広告自体を見直す
広告の配信効果を向上させるには、掲載結果を確認しながら、常に繰り返し改善を行うことが必要です。
具体的な課題に対する解決策は複数あるため、組み合わせることにより大きな効果をだすことが可能になります。
たとえば、クリックされる広告を新規で登録する、不要な広告は配信を止める、広告とキーワード・検索クエリーとの整合性を高めるなどの改善策を常に行いましょう。
まとめ
今回は、広告成果の大幅アップが期待される「クリック率のあげ方」についてご紹介しました。今後の広告運用に、ぜひお役立てください。