こんにちは、プロ野球の開幕が待ち遠しい木村です。
本日は広告表示オプション(自動)について調べてみました。
きっかけは「自動でオプションが作成・表示されるのは便利な半面、掲載結果が気になる…」といった理由から、 私の案件はほとんど使用したことがなかったからです。
ちなみにこの広告表示オプション(自動)はデフォルト設定では[使用する]となっております。
広告表示オプションって・・・?
そもそも広告表示オプションって何?という方は、弊社の過去記事をご参照ください。
・広告表示オプションはクリックされているのか(Google AdWords)
・【AdWords】「1枚完結LP」で効果的な広告表示オプション探してみた
また、参考までによく使う広告表示オプションのイメージ画像も載せておきます。
サイトリンク表示オプション
コールアウト表示オプション
構造化スニペット表示オプション
住所表示オプション
広告表示オプション(自動)とは?
公式ヘルプには次のような説明がありました。
広告表示オプション(自動)を使用すると、より魅力的な広告を掲載できるため、新規顧客を獲得するチャンスが増えます。AdWords では、広告の掲載結果向上につながると予測される場合に、広告表示オプション(自動)が自動的に作成され広告の下に表示されます。ほとんどの広告表示オプション(自動)は、すべての広告タイプで表示されますが、デスクトップとノートパソコンにのみ表示されるものもあります。
”より魅力的な広告を掲載できる”というところが気になりますね!
広告表示オプション(自動)の種類
現時点(2018年3月)で、広告表示オプション(自動)で設定できるオプションは以下です。
- 電話番号自動表示オプション
- メッセージ自動表示オプション
- 動的サイトリンク表示オプション
- 動的構造化スニペット表示オプション
- 動的コールアウト表示オプション
- 住所自動表示オプション
- 販売者評価表示オプション
- アクセス履歴表示オプション
手動で設定できるオプションはおおよそ自動設定もできるようです。
配信実績の確認方法
広告表示オプション(自動)の配信実績の確認方法をご紹介します。
従来版(配信実績)
[広告表示オプション] タブをクリックし、[表示] メニューの [広告表示オプション(自動)レポート] を選択します。
配信実績がある場合、下のキャプチャのように表示回数、クリック数などが確認できます。
リニューアル版(配信実績)
左側のページメニューで [広告と広告表示オプション] をクリックし、
ページ上部の [広告表示オプション(自動)] を選択します。
配信実績がある場合、従来版と同じように表示回数、クリック数などが確認できます。
配信実績を調べてみた
どの程度の割合で自動で作成・表示されるのか気になったので、上記の確認方法で実際の配信状況を調べてみました。(20アカウント)
・広告表示オプション(自動)が表示されたアカウントは6件(20件中)
・広告表示オプション(自動)が表示された項目はすべて動的構造化スニペット
という結果になりました。
調査したアカウントのうち、ほとんどが広告表示オプションを手動で設定していることもあり、このような結果となったかもしれませんが、少し残念な結果でした・・・。
ちなみにヘルプセンターによると、広告表示オプションを手動で設定していても、オプトアウトをしていなければ自動でも出る可能性はあるとのことです。
※詳細なアルゴリズムに関しては開示されていないようです。
オプトアウト方法
私のように「掲載結果が気になる」「自動で作成・表示されるのはちょっと…」という方もいらっしゃるかと思います。
以下、オプトアウト方法をご紹介します。
従来版(オプトアウト)
[広告表示オプション(自動)の詳細設定]をクリックし、
[編集] をクリックします。
[このアカウントの特定の広告表示オプション(自動)を使用しない]をクリックすると、下記のようにオプトアウトしたいオプションが選べるようになります。
チェックを入れ、[保存をクリック]したら完了です。
リニューアル版(オプトアウト)
右上の[︙]をクリックすると[詳細設定]と出てきます。
[詳細設定]もクリックすると、
下記キャプチャのような画面になります。
オプトアウトしたいオプションを選び、[TURN OFF]をクリックします。
最後に[完了]をクリックすれば、選択した表示オプションのオプトアウト完了です。
まとめ
比較的新しいサービスであること、また、完全にシステムによって自動生成される機能であるためわからない部分も多く、まだまだ自動作成に頼るのは早いようです。
また、「全体のどの程度表示されるのか」「どんな文言で表示がされていたのか」なども現時点では確認する方法がありませんので、僕はやっぱり手動で作成しようと思いました。
今後のアップデートに期待ですね!