【Web広告用語集】「CPAって何?」とお客さまに聞かれたので詳しく解説してみました

公開日:
更新日:

本ブログは、以下のような方に向けて書いています。

  • Web広告の専門用語がカタカナばかりでよくわからない方
  • 代理店から届くレポートや説明文が呪文に聞こえて困っている方
  • 月10万円ほどの予算で運用する際の、リアルな計算イメージを持ちたい方

「あ、しまった……」

お客さまからの問合せに対応していたとき、ふと私が「目標のCPAって決まっていますか?」とお聞きした際のことです。
お客さまは一瞬固まり、「すみません、”しーぴーえー”ってなんですか……?」と申し訳なさそうに聞き返されました。
すぐに「要するに、『お客さま1人を獲得するのに、いくらまで広告費をかけられるか』という上限の金額のことです!」とをお伝えしたところ笑顔で理解していただけました。

ネットで専門用語を調べると、教科書的な解説ばかりが出てきますが、現場の担当者が本当に知りたいのは「で、自分の会社に置き換えるとどういうこと?」という実践的な部分のはずです。
そこで今回は、Web広告に関わるうえで最も重要な用語である「CPA」をはじめ、広告の現場で日常的に使う必須用語を厳選して解説していきます!

~本記事「Web広告用語集の読み方」~

「用語の意味だけを理解したい方」も「より深く理解したい方」も、どちらもご活用いただけるようにしています。

① 用語の意味だけを理解したい方(読了時間:約7分)
用語のメイン部分のみお読みください。用語の意味から活用事例まで載せています。

② より深く理解したい方(読了時間:約15分)
【さらに詳しく知りたい方!】という箇所をクリックしてお読みください。基本用語に付随した+αの情報をのせています。


【成果指標編】広告の「成果」を正しく把握する必須用語

まずは、冒頭のエピソードにも登場した「CPA」をはじめとする、ビジネスの「成果」に直結する用語をいくつか厳選し解説していきます!

CPA(シーピーエー)

たとえば、ある化粧品会社が新しい美容液を「1個 1万円」で販売するとします。
初めの月はまず「広告費10万円」でWeb広告をはじめることにしました。

運用すること1ヶ月…なんと「10人のお客さま」が美容液を買ってくれました!
このとき、「広告費10万円で10人」に買ってもらえたので、お客さま1人あたりにかかった広告費は「1万円」ですよね。
これが「CPA(顧客獲得単価)」です。

【計算式】 CPA = 広告費 ÷ 購入数(※「CV数」←こちらは後ほど解説します)

【さらに詳しく知りたい方!】「じゃあCPAは1万円で大成功?」かというと、実はそうではありません!

広告は出すこと自体が目的ではありません。
会社を継続的に成長させていくために、マーケティング予算として、広告を出して、そこから利益を生み出し、「新しい事業へ投資したり」「従業員の給料を上げたりしていくこと」が広告の真の目的のはずです。

そして、この「しっかり利益を残す」という目的を果たすために欠かせないのが、CPAを多角的に捉える視点です。

Web広告の実務では、CPAは大きく分けて4つあります。
まずは、一般的に言われるCPAとしては先ほど解説した広告管理画面上で見る数値のことを指します。(実CPAともいわれます)
ほかに以下の3つのCPAがあることを認識すると、より理解を深めることができますのでそれぞれ解説します。

① 赤字CPA: 利益よりも広告費が高くなり、売れるほど赤字になる状態のCPA

② 限界CPA: 利益がプラスマイナスゼロ(トントン)になる「損益のデッドライン」

③ 目標CPA: 会社に残したい利益から逆算した「目指すべきCPA」

まずはそもそも広告を一切使わず美容液が1個 1万円で売れたとき、その売上内訳を考えてみましょう。

  • 原価(製造費・送料・人件費など): 2,000円
  • 手元に残る利益(粗利益): 8,000円

つまり、1個1万円売れるごとに原価として2,000円かかり、利益として8,000円が残る計算です。
この「売上・原価・利益」を軸に「赤字CPA」「限界CPA」「目標CPA」を考えていきます。

赤字CPA
CPAの解説の際にお客さま1人あたりにかかった広告費は「1万円」とお伝えしました。
これは実は失敗です!
なぜかと言えば、商品が売れて入ってくる利益(8,000円)よりも、かかった広告費(1万円)のほうが高いかつ、1個売れるごとに「2,000円の赤字」が発生してしまっています。
売れれば売れるほど会社のお金が減っていく、これを「赤字CPA」といいます。
(※厳密には、継続的にリピート購入してくれる商品であれば初回のCPAが赤字でもトータルで大黒字になる「⑤ LTV」という考え方があります!後ほど解説しますね。)

限界CPA
次に失敗も成功もないパターンです。
どういうことかと言えば、お客さま1人あたりにかかった広告費が「1万円」より安く「CPA8,000円」だった場合、
手元に残る利益(8,000円)と、かかった広告費(8,000円)がまったく同じ金額になる状態です。
8,000円の利益 − 8,000円の広告費 = 0円
利益もありませんが、赤字にもなりません。
利益がトントンで広告費のギリギリ限界ラインという意味で、この「CPA8,000円」のことを「限界CPA」といいます。

目標CPA
最後に利益がしっかり残る大成功のパターンです。
仮に「1個売れるごとに、会社に2,000円は利益として残して他事業の投資に回したい」と考えた場合、計算は次のようになります。
8,000円(限界CPA) − 2,000円(残したい利益) = 6,000円
つまり、CPAを「6,000円以内」に抑えられれば、1個売れるごとに狙い通り「2,000円以上の利益」が残ります。
この目指すべき「6,000円」のことを「目標CPA」と呼び、この数字を目指していくことが本当に意味のあるWeb広告運用となります。

CV数(コンバージョン数)

先ほどの化粧品会社の例でいうと、広告を出した結果「美容液を買ってくれた人数=10人」が「CV数」になります。

【計算式】 CV数 = 購入数

【さらに詳しく知りたい方!】「商品購入」だけがCVじゃない!自社のビジネスに合わせた「成果地点」とは?

「CV」とセットで絶対に覚えておきたい言葉が「成果地点」です。
先ほどの化粧品会社の例ですと、成果地点は「美容液の購入」でしたよね。
しかし、この成果地点は会社の業界や業種、ビジネスモデルによってまったく変わってきます。
代表的な業界ごとの成果地点を見てみましょう!

BtoB(法人向けサービス)
法人向けのビジネスでは社内稟議・決裁などいくつかのフローが存在するため、Webサイト上でいきなり「契約!」は難しい場合が多いです。
サービスを契約していただく前に、そのきっかけとなる「見込み客の獲得」を成果地点にします。

  • SaaS・ITツール: 「無料体験(デモ)の申し込み」「資料請求」
  • コンサル・士業: 「無料相談の予約」「見積もり依頼」
  • 製造業・受託: 「製品カタログのダウンロード」「問合せ」
  • 研修・セミナー・イベント: 「Webセミナー(ウェビナー)の参加申し込み」「展示会ブースの来場予約」など
  • オフィス不動産・施設・レンタル: 「施設・オフィスの内覧予約」「空室確認(見積もり)の問合せ」など

BtoC(個人向けサービス)
個人のお客さまがターゲットのため、BtoBに比べると購買までの検討期間が短く、Webサイト上で直接アクション(購入や予約)を起こしてもらいやすいのが特徴です。
お客さまの購買行動に至る心理ハードルに合わせ、「購入」「来店」「体験」などの具体的なアクションを成果地点にします。

  • 通販(コスメ・サプリなど): 「お試しサンプルの注文」「初回購入」
  • 店舗(美容室・整体・飲食店): 「Web来店予約」「公式LINEの友達追加」
  • 不動産・注文住宅: 「モデルハウスの見学予約」「カタログ請求」
  • スクール・教室・フィットネス: 「無料体験レッスンの申し込み」「施設見学の予約」
  • Webサービス・アプリ(ゲーム・マッチング等): 「無料会員登録」「アプリのダウンロード」
【さらにさらに詳しく知りたい方!!】CVの1つ手前の成果地点「マイクロCV」とは?

「成果地点」とあわせて知っておくとさらに理解が深まるのが「マイクロCV」という考え方です。
マイクロCVとは、「最終的に獲得したいCVの1つ手前の成果地点」のことを指します。

たとえば、「個人顧客向けに家を売る不動産会社」をイメージしてみてください。
お客さまはいきなり「家を購入!クレジットカード決済!」することはなかなかないので、最終的に獲得したいCVを「モデルハウスの見学予約」に設定したとします。

しかし、「なかなか見学予約のCVが獲得できない…」という壁にぶつかることがあります。
そこで、見学予約の前段階である「見学予約フォームの入力ページを開いた」や「建築事例の資料をダウンロードした」といった地点を「マイクロCV」として設定し、Webサイトで計測しておくのです。

「最終的に獲得したいCV(見学予約)の手前までどれくらいのお客さまがWebサイト上で来ているか」を細かく計測しておくことで、何を改善するべきか打ち手を考えやすくなります。

【広告運用上の注意点】
ただし、注意点もあります!
広告の設定でずっと「マイクロCV」ばかりを目標(成果)に指定し続けると、「フォームを開くだけで予約しない人」を優先して集めてしまうように最適化が進んでしまい、本当に獲得したいCV(見学予約)が減ってしまうリスクがあります。
なので、「マイクロCV」を活用する場合は、状況を見ながら柔軟に設定を調整していくことが大切です。

ROAS(ロアス/Return On Advertising Spend/広告費用対効果)

先ほどの「美容液(1個 1万円)」の事例で考えてみましょう。
今回は、広告費10万円を使って、美容液が「50個」売れたとします。
このときの売上は「50万円」で、広告費10万円に対して5倍(500%)です。
この数値が「ROAS(ロアス)」になります。

使った「広告費」に対して、「何倍の売上」を作ることができたかという「広告費の回収率(倍率)」を表します。

【計算式】 ROAS(%)= 売上 ÷ 広告費 × 100

【さらに詳しく知りたい方!】CPAがあるのに、なぜ「ROAS(ロアス)」も存在する?

一言でいうと、広告で出す商品が「1商品のみ」か「複数商品」かによって使い分けます。
広告の出し方には「サイト上で1商品のみを販売するパターン」と、「ECサイトのように複数商品をまとめて掲載・販売するパターン」があり、化粧品会社であっても広告の構成によって目指すべき指標が変わってきます。

① 1商品のみを売るパターン ➔「CPA」で管理OK!
「この美容液(1万円)」だけを売りたい!と、1つの商品に特化した専用サイトで販売する場合です。
1件買われたときの売上(1万円)が常に一定なので、1件あたりのCPAだけを見ていれば利益が出たか出なかったかを判断できます。
【実例】 広告費10万円で10件売れた! 👉 「結果CPA 1万円…目標CPA 6,000円だったから赤字だ…」

② 複数商品を売るパターン ➔「ROAS」で管理必須!
サイト上で「美容液」だけではなく、「リップ」、「高級化粧水」など複数商品を販売する場合、お客さまによって買う商品の値段(売上)がバラバラです。
そのため、販売件数やCPAだけでは全体の成果が良かったか悪かったか判断できなくなってしまいます。

どういうことなのか…まずはCPA管理の失敗パターンから見ていきましょう!

× 失敗パターン
【例】複数商品を扱うサイトで「広告費10万円」を使って2種類の商品(例:リップ 3,000円[原価600円]/ 高級化粧水 3万円[原価6,000円])が売れたケース

仮に広告全体の目標CPAを「1万円」と設定して広告を出したところ、見事に合計10人買ってくれました!
この数値だけを見たら「目標CPA 1万円!大成功!」に見えますよね。
しかし、お客様が買った「商品の内訳」を見てみると……失敗パターンだとわかります。

  • 3,000円のリップ × 9人 = 売上 2.7万円(原価合計 5,400円)
  • 3万円の高級化粧水 × 1人 = 売上 3万円(原価合計 6,000円)

👉 合計売上:5.7万円
(※売上 5.7万円 − 原価 1.14万円 − 広告費 10万円 = 【約5.4万円の大赤字!=実は失敗パターン】

全体的なCPAだけを見ていると「実は低単価の商品ばかり買われて会社が大赤字になっていること」に気づくことができません。
CPAは目標通りなのに、売上が追いつかず商品原価と広告費で赤字になってしまっている状態です。

成功パターン
逆に、ROASを意識して高額なセット商品や高級化粧水がしっかり売れた場合はどうでしょうか?

  • 3,000円のリップ × 1人 = 売上 3,000円(原価 600円)
  • 3万円の高級化粧水 × 9人 = 売上 27万円(原価合計 5.4万円)

👉 合計売上:27.3万円
(※売上 27.3万円 − 原価 5.46万円 − 広告費 10万円 = 【手元に約11.8万円の利益が残った成功パターン!】

このとき、使った広告費10万円に対して売上は27.3万円なので、「ROAS 273%」となります!

どちらも「CPA 1万円で10件取れた」という数字はまったく同じです。
ですが、手元に残る結果は「約5.4万円の赤字」と「約11.8万円の黒字」で、天と地ほどの差がありますよね!

だからこそ、複数商品を扱うビジネスでは、単にCPAだけで成果を判断するのではなく、「使った広告費に対して、全体で何倍の売上になって戻ってきたか(ROAS)」をチェックし、成功パターンのような数値を目指すことが絶対に必要になるのです!

ROI(アールオーアイ/Return On Investment/投資利益率)

ビジネスで一番大切な「で、結局いくら儲かったの?」を確認できるのがROIです。

たとえば、1個 1万円の美容液(原価 2,000円)を売るために、今回も広告費10万円を使って、美容液が「50個」売れたとします。
利益を計算してみると……

  • 売上: 1万円 × 50個 = 50万円
  • 原価: 2,000円 × 50個 = 10万円
  • 広告費: 10万円
  • 利益: 50万円(売上) − 10万円(原価) − 10万円(広告費) = 30万円

このとき、使った広告費10万円に対して「30万円の利益」は3倍(300%)になります。
これが「ROI(投資利益率)」です。
使った「広告費」に対して、「何倍の利益」を残すことができたかという「広告費の投資対効果(利益率)」を表します。

【計算式】 ROI(%)= 利益 ÷ 広告費 × 100

【さらに詳しく知りたい方!】そもそもなぜ「ROI」が存在するの?どんな場面で使うの?

「CPAもROASもあるのに、なんでわざわざROIまであるの?」と思いますよね。
実は、ROIが一番活躍するのは広告の現場ではなく、「社長や役員、部長クラスが出席する経営会議」や「事業の予算を決める場面」です。
経営層が一番知りたいのは「何件売れたか(CPA)」や「売上がいくらか(ROAS)」ではなく、「結局、マーケティング予算として投じたお金は、何倍の利益になって会社に戻ってきたのか」という投資の成否だからです。

実際のビジネス現場での使い分けシーンを見ていきましょう!

現場の広告運用担当者(日常の運用・改善)
使う指標: CPA / ROAS
会話の例: 「美容液のCPAが5,000円から6,000円に悪化してきたので、改善します!」

マーケティング責任者・部長(媒体ごとの予算配分)
使う指標: ROAS / ROI
会話の例: 「Instagram 広告とGoogle 広告で比べたら、Instagram 広告のほうがROIが高い(利益率が良い)ので、来月はInstagram 広告に予算を寄せましょう!」

社長・役員・経営会議(決算・事業投資の判断)
使う指標: ROI
会話の例: 「今期のWeb広告事業全体のROIは200%(投資した広告費の2倍の利益を獲得)でした。非常に良い成果なので、来期はもっと広告費をかけよう!」

現場の担当者はCPAやROASで追っていきますが、「会社のお金を残す・増やす」というビジネスの本質を語るうえでは、ROIが経営上最も重要な用語になります。

LTV(エルティーブイ/Life Time Value/顧客生涯価値)

成果指標編の最後(5つ目)になります!
最後にお伝えする超重要キーワードは「LTV(エルティーブイ)」です。

特に化粧品やサプリメント、定期購入(サブスク)のように「繰り返し買ってもらいやすい商品」を扱っているビジネスでは、このLTVが最も重要な指標になります。

たとえば、「1本1万円の美容液」を「平均して1年間で4回」「合計3年間」買い続けてくれるお客さまがいらっしゃいました。
この場合、1万円(美容液の値段) × 4回(1年間) × 3年(継続) となり、合計12万円になります!
これが「LTV(エルティーブイ)」です。

1人のお客さまが、初めて商品を買ってから利用をやめるまでの間に、「合計いくらの売上(または利益)」をもたらしてくれたかという「顧客1人あたりの合計価値」を表します。

【計算式】 LTV (エルティーブイ)= 平均購入単価 × 平均年間購入回数 × 継続年数

【さらに詳しく知りたい方!】「初回は赤字でOK!?」LTV(エルティーブイ)を知るとWeb広告の戦略が一変する理由

CPAの解説の際に、1件獲得するのに1万円(CPA)かかった美容液の事例をお話ししました。
あのとき、「利益8,000円に対して広告費が1万円かかっているから、1個売れるごとに2,000円の赤字(失敗)です!」とお伝えしましたよね。
単発(1回目のお買い物)だけを見れば、1個売れるごとに2,000円の赤字が出ているため「失敗の広告」に見えます。

しかし、LTVの視点を持っていると、この評価がガラリと変わります!
先ほどの事例(平均して3年間で合計12万円分買ってくれる美容液)で、お客さま1人あたりのトータル収支を考えてみましょう。

  • 初回の粗利益: 8,000円(1万円の美容液 - 原価2,000円)
  • 初回のCPA: 1万円(1人あたりの広告費)
  • 初回の収支: 8,000円 − 1万円 = 【2,000円の赤字】

1回目のお買い物だけを見れば「2,000円の赤字」ですが、このお客さまが美容液を気に入ってくれ、その後3年間リピート買いして「12万円」を使ってくれたらどうでしょうか?

  • 3年間の合計売上(LTV): 12万円(1万円 × 年4回 × 3年間)
  • 3年間の合計粗利益: 9.6万円(8,000円 × 年4回 × 3年間)
  • 最初にかかった広告費(CPA): 1万円(※広告費は「最初の1回目」のみ!)
  • 最終的な成果: 8.6万円の黒字!(計算式:合計粗利益 9.6万円 − CPA 1万円 = 8.6万円)

なんと、初回の1ヶ月目だけを見たら「2,000円の赤字」だったお客さまが、3年後には1人あたり8.6万円の利益を会社にもたらしてくれたことになります!

このように、単発のCPAだけを見て「赤字だ、失敗だ…」と判断してしまうと、実は将来大きな利益を生み出してくれたはずの優秀な広告を止めてしまうリスクがあります。
「お客さまと長くお付き合いして、トータルでいくら会社に利益を残せるか(LTV)」という長期的視点を持つことも、Web広告で成功を収めるために重要な指標になります。

【広告の基本編】どこに・どんな形で出てくるの?

次は、「Web広告って具体的にどんな場所に表示されるのか」という基本を押さえていきましょう!

リスティング広告

みなさん急ですが、真夜中にトイレに行って、急に水が流れず溢れてきたらめちゃくちゃ焦りますよね。
(水浸しの状況でそのまま寝る人はいないはずです)

そんなときはすぐスマホを取り出して、Google やYahoo!で「トイレ 水漏れ」「トイレ 修理 今すぐ」と必死に検索するはずです。
そのときに、検索結果の一番上や下に出てくるのがリスティング広告です。(検索結果に「スポンサー」と書かれている枠ですね)

まさに「今すぐ!この悩みを解決したい!(早くトイレを直して1秒でも早く寝たい!)」という、超・熱量の高い人に直接届けられる広告なので、多くの企業が最初に活用するケースが多いです。

SNS 広告

Instagram などのSNSを開いているときは、何かを探しているというより「なんとなく」見ていることが多いですよね。
そんな状況で、友人や芸能人の投稿の合間に「広告枠」として流れてくるのがSNS 広告です。

先ほどの「トイレが水漏れしてしまった方」のように緊急性の高い課題解決を探している人向けというより、「このゲーム面白そう」「あ、この服かわいいかも」と、まだ自社を知らない人に「これ良さそう!」と気づいてもらうきっかけ作りに向いています。

【さらに詳しく知りたい方!】Instagram 以外のSNS 広告や、話題のAI広告とは?

SNS 広告といえばInstagram などが有名ですが、他にもたくさんのSNS 広告が存在します。
それぞれ「使っているユーザー層」や「広告が得意な商材・ジャンル」がまったく異なります。
話題の最新広告を含む7つを見てみましょう!

X 広告
ユーザー同士のリポスト(拡散)により、広告が二次的に「バズる」可能性があるのが最大の強みです。

  • 特徴:テキストや画像・動画で視認性が高く、情報もリアルタイムなのでトレンドや趣味に関する話題と非常に親和性が高いです。
  • こんな時におすすめ: 新商品のキャンペーン、ゲーム・アニメなどのエンタメ、ITサービス、話題性を狙いたい企画に向いています。

TikTok 広告
全画面の縦型動画で音とともに再生されるため、圧倒的な没入感で顧客の潜在意識にアプローチすることが可能です。

  • 特徴:広告っぽさを消した「日常動画風のクリエイティブ」や、流行りの音楽に乗せた動画が好まれる傾向にあります。
  • こんな時におすすめ: 10代〜20代向けのコスメ・アパレル、スマホアプリ、流行を作りたいトレンド商品に向いています。

LINEヤフー広告(旧LINE広告)
日本国内で圧倒的なアクティブユーザー数を誇り、日本人の生活インフラとして浸透しています。

  • 特徴:国内で月間9,900万人以上がアクティブに使うため、X 広告やTikTok 広告ではリーチしにくい、40代〜60代以上のシニア層にもアプローチできます。
  • こんな時におすすめ: 店舗集客(美容室・サロン・飲食店など)、健康食品、BtoC全般のサービス、幅広いターゲットに届けたい場合に強力です。

BeReal 広告
1日1回ランダムな通知に合わせて無加工の写真を投稿する、Z世代(高校生〜大学生)を中心に大流行しているアプリです。

  • 特徴:飾らない「日常の瞬間」の中に、広告っぽさを出さずにリアルな体験談(「今日このコスメ買った!」など)として自然に溶け込ませる配信が強みです。
  • こんな時におすすめ: Z世代・学生向けの流行商品、体験型イベント、若者のクチコミ(リアルな評判)を生みたい場合に最適です。

Pinterest 広告
SNSというよりも「画像検索エンジン」に近く、ユーザーが未来の行動や購入のアイデアを探す場所です。

  • 特徴:「次の休みに着たい服」「理想のお部屋のインテリア」など未来の購買意欲を持って探しているため、広告に対する警戒心が低く、購買行動(CV)に繋がりやすいです。
  • こんな時におすすめ: インテリア、ファッション、注文住宅・リフォーム、レシピ・コスメなど「映えるビジュアル」が命の商品に抜群の効果を発揮します。

LinkedIn 広告
ビジネスパーソンや企業の決裁者が多く利用する、ビジネス特化型SNSに配信できる広告です。

  • 特徴:ユーザーが登録している「勤務先企業名」「業種」「役職」「職種」などの正確なビジネスプロフィールを元にターゲティングできるため、精度の高いアプローチが可能です。
  • こんな時におすすめ: BtoB(法人向け)のITシステム・SaaS、経営層・役員向けのコンサルティング、採用・転職サービス、高単価なビジネス講座に向いています。

ChatGPT 広告(AI検索広告)
今話題の生成AIの広告です!
ユーザーがChatGPTへ質問や相談をした際、回答の最後や関連枠にユーザーの文脈(悩み)に寄り添う形で自然に表示される最新の広告手法です。

  • 特徴:単なるキーワード検索と異なり、「〜で悩んでいるんだけど、おすすめの解決策はある?」といったユーザーの深い意図・コンテキスト(文脈)をAIが理解したうえで最適な広告を提案できます。
  • こんな時におすすめ: 比較検討が必要な高単価商品、BtoBツール、コンサルティングサービス、悩み解決型のWebサービスなどに高い成果が期待されています。

ディスプレイ広告

ニュースサイト(Yahoo!ニュースなど)や個人のブログ、アプリなどを読んでいるときに、記事の途中や左右に「画像や動画」として出てくる広告です。
リスティング広告が「文字」だけなのに対し、ディスプレイ広告は「画像や動画」で視覚的にアピールできるのが特徴です。

ちなみにみなさまは気になっている商品のサイトを見た後にすぐ、その商品に関連する広告が閲覧中のブログやニュースサイトに表示されることありませんか?
これは商品のサイトを運営している会社が、みなさんの閲覧データを元に「あ、この方は自社のサイトに来てくれた興味がある人だ!今は買わなかったけれど、また思い出してもらえるように広告を出しておこう!」と追いかけて表示させているからです。

【さらに詳しく知りたい方!】その他の主要な広告について

リスティング・SNS・ディスプレイ以外にも、現代のマーケティングには目的や仕組みが異なる魅力的な広告がたくさんあります。
実務や日常でよく目にする7つの広告形式を押さえておきましょう!

動画広告(YouTube・TikTok・コネクテッドTV など)
YouTubeの再生前・途中に流れる広告や、TikTok・Instagramリールなどの縦型動画、さらに最近ではテレビの大画面でネット動画が見られる「コネクテッドTV」も含まれます。

  • 特徴:テキストや静止画の何倍もの情報量を短時間で伝えられます。
  • こんな時におすすめ: 商品の使い方、実際のビフォーアフター、サービスの世界観など「文字だけでは魅力を伝えきれない商品」に最適です。

アフィリエイト広告(成果報酬型広告)
ブロガーやインフルエンサー、比較サイトなどのメディア(紹介者)に自社商品を取り上げてもらう仕組みの広告です。

  • 特徴:実際に商品が購入された時点ではじめて広告の費用が発生します。
  • こんな時におすすめ: 「無駄な広告費を1円も払いたくない」「成果に応じた報酬だけ支払いたい」という、リスクを抑えてスタートしたい場合に威力を発揮します。

記事広告(タイアップ広告)
ニュースサイトや有名Webメディア(例:Web R25、ダイヤモンド・オンラインなど)に、まるでそのメディアの取材記事やコラムのような形で掲載してもらう広告です。

  • 特徴:記事の末尾に「PR」と記載されますが、コンテンツとしての読み応えがあるため、ユーザーに警戒されずに最後まで読んでもらいやすいのが強みです。
  • こんな時におすすめ: 「商品の良さを伝えるのに丁寧な解説が必要」「信頼感を高めて購入意欲を引き上げたい」という高単価・高検討商品に向いています。

インフルエンサーマーケティング
インスタグラマーやYouTuber、TikTokerなどの影響力を持つ人(インフルエンサー)に自社商品を提供し、体験談やレビューとして発信してもらう手法です。

  • 特徴:企業からの直接的な宣伝(PR)よりも、フォロワーからの信頼が厚いインフルエンサーの「生の声」として届くため、購買に繋がりやすいのが強みです。
  • こんな時におすすめ: コスメ、ファッション、グルメ、旅行など、ファンからの共感や信頼が購入の決め手になるジャンルに抜群の効果を発揮します。

タクシー広告・デジタルサイネージなどの交通広告
タクシーの車内モニターや、駅構内・商業施設の大型電子看板に配信する動画広告です。

  • 特徴:特にタクシー広告は「ビジネスパーソン」や「企業の決裁者(役員・社長)」が乗車中にじっくり見るため、BtoB(法人向けサービス)の認知拡大において絶大な効果を発揮します。
  • こんな時におすすめ: 経営層やビジネスパーソンをターゲットにしたシステム・法人向けサービスをアピールしたい時に最適です。

デジタル音声広告(Spotify・radikoなど)
Spotifyやradiko(ラジコ)、ポッドキャストなどで、曲と曲の間や番組の合間に流れる音声の広告です。

  • 特徴:通勤中・家事中・ドライブ中など「画面を見られない時間(耳が暇な時間)」に届きます。
    イヤホンで聴く人が多いため、耳元で話しかけられているような親近感を与えられるのが強みです。
  • こんな時におすすめ: 画面を見ないユーザー層へのアプローチや、ブランディング・ストーリー性を伝えたい時に向いています。

アプリ位置情報広告(GEOターゲティング広告)
スマホの位置情報(GPS)を活用し、「今、自店舗の周辺にいる人」や「過去に競合店舗を訪れたことがある人」のスマホに限定して広告を出す手法です。

  • 特徴:特定の地域や施設にいるターゲットにピンポイントでアプローチできるため、無駄な配信を最小限に抑えられます。
  • こんな時におすすめ: 居酒屋やサロンなどの店舗集客、不動産チラシ、地域限定のイベント告知などに強力な効果を発揮します。

【広告設定編】「キーワード」の基本用語

ここからは、広告運用において実務上使う「キーワード」に関する基本用語を解説します。

指名キーワード

化粧品会社の例で言えば、化粧品自体の「ブランド名」や「実店舗の名前」、販売している「会社名」にあたります。
指名キーワードで広告をクリックするお客さまは、すでに自社を知っている(あるいは気になっている)人が探しにきてくれるため、成約率が高く、比較的低い費用で商品の購入につなげることができます。

一般キーワード

「化粧品 おすすめ」「美容液 人気」など、商品・サービスジャンルそのものの単語で探しているユーザー向けのキーワードです。
まだ自社を知らない「これからのお客さまになる可能性が高い方」にアプローチするために不可欠です。

ビッグキーワード / スモールキーワード

一般キーワードなどを選定する際の、検索ボリューム(検索される回数)や単語の組み合わせ数による分類です。

  • ビッグキーワード: 「化粧品」のような業界だとライバルも多いためクリック単価が高騰しやすく、検索する意図も曖昧(探しているだけなのか、買いたいのか不明)なため成約率は低めになります。
  • スモールキーワード: 「渋谷 化粧品 おすすめ」のように3単語以上で絞り込まれた検索。
    検索数自体は少ないものの、ライバルが少ないのでクリック単価が安いうえ、ユーザーの目的がわかりやすく成果に繋がりやすいのが特徴です。

検索クエリ

広告主が管理画面で設定する「キーワード」に対して、ユーザーが実際に検索窓に入力した「生の言葉」のことです。
設定したキーワードと、実際にユーザーが打ったキーワードには微妙なズレが生じます。
本当は化粧品を探している個人のお客さまに広告を表示させたいのに、化粧品を売っている業者(法人)に広告が表示されてクリックされると無駄な費用が発生してしまいます。
こういった費用の無駄を極力なくすためには、次の「除外キーワード」が重要になります。

除外キーワード

自社のお客さまとは違う方に広告が表示されないよう、特定のキーワードを除外登録します。
先ほどお伝えしたように、化粧品を売っている業者(法人)からの流入を防ぐために「仕入れ」「OEM」「問屋」「成分 解析」「手作り」などを除外キーワードとして登録しておきます。
これにより、無駄なクリックを未然に防ぎ、広告費の消費を防止できます。


【数値レポート編】広告配信の結果数値がわかる用語

運用を開始した後に広告の管理画面上や、代理店から送られてくる運用レポートによく出てくる用語の意味を解説します。

インプレッション数 / IMP数/ 表示回数

広告がユーザーの画面に表示された回数です。すべての集客のスタート地点になります。
【実際の例】 広告が画面に5万回表示された場合 👉 インプレッション数 = 50,000回

平均インプレッション単価 / 平均CPM(シーピーエム)

広告が1,000回表示されるたびに発生する平均費用のことです。
【計算式】 平均CPM = 広告費 ÷ 表示回数 × 1,000
【実際の例】 広告費10万円で10万回表示された場合 👉 平均インプレッション単価 = 1,000円

クリック数 / CTs数

表示された広告をユーザーがクリックし、Webサイトに訪問した回数です。
【実際の例】 広告が1,000回クリックされた場合 👉 クリック数 = 1,000回

平均クリック単価 / 平均CPC(シーピーシー)

広告が1回クリックされるごとに発生する平均費用(クリック単価)です。
【計算式】 平均クリック単価 = 広告費 ÷ クリック数
【実際の例】 広告費10万円で1,000回クリック(訪問)された場合 👉 平均クリック単価 = 100円

【さらに詳しく知りたい方!】平均クリック単価は業界によって違う?

平均クリック単価は基本的に、広告主同士の「オークション制(入札)」で決まります。
1件取れたときの利益が大きい業界(金融、不動産、美容医療など)はライバルが多く広告費も投じやすいため、1クリック数千円まで高騰することもあります。

一方で、競合が少ないニッチな業界や一般的なEC商品などは、1クリック数十円〜数百円程度に収まるのが一般的です。

クリック率 / CTR(シーティーアール)

広告が表示された回数のうち、どれくらいの割合でクリックされたかを示す指標です。
【計算式】 クリック率(%)= クリック数 ÷ 表示回数 × 100
【実際の例】 1万回表示されて100回クリックされた場合 👉 クリック率 = 「1%」

【さらに詳しく知りたい方!】クリック率を高める「3Bの法則」とは?

広告ビジュアル(画像・動画)において、クリック率が跳ね上がると言われる広告心理学の法則です。
以下の3つの要素を広告の画像や動画に組み込むと、人間の本能的な目を引き、クリック率が高まりやすくなると言われています。

  • Beauty(美女・美男): 人の顔、特に魅力的な表情や笑顔は無意識に目を引きます。
  • Baby(赤ちゃん・子供): 無条件の親しみやすさや安心感を与え、警戒心を下げます。
  • Beast(動物・ペット): 愛らしさや珍しさで、スクロールする手を止めさせます。

コンバージョン率 / CVR(シーブイアール)

サイトに訪れたユーザーのうち、実際に購入や問い合わせをしてくれた割合です。
【計算式】 コンバージョン率(%)= CV数 ÷ クリック数 × 100
【実際の例】 1,000回サイトに訪問(クリック)されて、10件の問い合わせ(CV)があった場合 👉 コンバージョン率 =「 1%」

【さらに詳しく知りたい方!】コンバージョン率を高める方法とは?LPOを解説

どれだけ多額の広告費を投入して表示回数やクリック数を集めても、サイト自体が魅力的でなければCVRは低くなってしまいます。
このCVRを高める(成果につながりやすくする)ためのサイト改善を「LPO(ランディングページ最適化)」と呼びます。
代表的な3つのLPO手法をご紹介します。

成果(CV)の心理的ハードルを下げる
1つ目は、訪問してくれたお客さまが行動しやすいよう「成果(CV)のハードルを下げること」です。
たとえば、不動産業界であればWebサイト上でいきなり家を購入することはありませんよね。
もしサイト上に「家を今すぐ購入する(クレジットカード登録へ)」というボタンしかなければ、コワイすぎて誰も問合せをしてくれません(笑)
そこで、「まずは無料資料請求」や「モデルハウスの見学予約」のように、ユーザーの検討ステップに合わせた使いやすいボタンを用意してあげることで、心理的ハードルが下がりCVRが高まる傾向にあります。

広告とサイトの「最初の見た目・キャッチコピー」を一致させる
広告をクリックして最初に開く画面で「探していたもの」と一致させることです。
お客さまが「美容液」の広告に興味を持ってサイトを開いたのに、トップ画面で「ファンデーション」が表示されると、「あれ?違うサイトに来ちゃったかな?」と違和感を覚えてしまいます。
こうしたミスマッチがあると、お客さまはすぐサイトを離脱してしまい、せっかくの購入の機会を逃してしまいます。
広告の内容とサイトトップの「画像や言葉」をぴったり揃えることが重要です。

購入画面の入力フォームを徹底的に減らす
商品を購入するときにやたら入力項目が多い、エラーが何度も起きるといった経験がみなさまにもあるかもしれません。
「せっかく買おう!」と思って購入フォームまで進んだお客さまも、入力項目(アンケートなど)が長すぎたり、エラーで打ち直しをさせられたりすると、嫌になって途中で諦めてしまいます。
「姓名の入力を分けない」「郵便番号を入れたら住所が自動入力される」など、どれだけのお客さまにストレスを与えずにスムーズに入力をしてもらえるかを工夫することで、CVRは大幅に改善されます。


まとめ:用語の数値イメージを掴んで運用に役立てよう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Web広告の専門用語は横文字が多く、苦手意識を持つ方も少なくありません。
私も業界に入りたての頃は、先輩の打ち合わせに同席するたびに会話に出てくる専門用語についていけず、メモを手放せない日々を過ごしていました。

ですが、用語の意味や計算式をただ暗記する必要はありません。
「その用語がどういう場面で使われていて、どう活用できるのか」という全体像と数値のイメージさえ掴めれば、打ち合わせの会話も驚くほどスッと頭に入るようになります!

本記事でご紹介した用語や具体的な計算例が、みなさまの日々の運用や打ち合わせのお役に立てばとてもうれしいです。

1営業日以内に返信いたします 広告の運用代行についてのお問い合わせはこちら
シェアする

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


LINE登録者限定で大公開 儲かる会社は必ずやっているインターネット広告の全て 友達追加はこちら

同じカテゴリの最近の記事