皆さんこんにちは。
いろんな媒体で広告を出しているけど、まとめて簡単に広告の効果を見たい。そんな要望があって、広告効果測定ツールを利用している広告主様もいるのではないでしょうか。
今回、クライアント様の希望で効果測定ツールを導入する機会があったので、簡単にではありますが紹介したいと思います。
広告効果測定ツール「WebAntenna」
広告効果測定ツールなら「ウェブアンテナ(WebAntenna)」
Google、Yahoo!、SNSや自然検索など、複数の媒体の結果を一つの管理画面で見ることができます。媒体ごとであったり、クリエイティブごとのクリック数・コンバージョン数が表示され、施策の結果を日々簡単に確認するのに適しているツールです。
管理画面もとてもシンプルなので、リテラシーの低い方でもわかりやすく結果を見られると思います。
また、広告主権限と代理店権限があり、複数の代理店に依頼している場合はそれぞれの代理店ごとに権限が与えられ、代理店は自社で運用している広告のみ閲覧可能となります。
CV項目が直接、再来訪、アシストに分かれており、広告の間接的な効果も見ることができます。
- 直接:広告から流入し、そのままコンバージョンした
- 再来訪:広告から流入後一度離脱し、自然流入で再訪してコンバージョンした
- アシスト:広告から流入後一度離脱し、別の広告から再訪してコンバージョンした
Google Adwordsでは[アシストクリック後のコンバージョン]で間接的な効果も見ることはできますが、Yahoo!では経路は関係なく合算のコンバージョン数しか見られないので、まとめて簡単に確認できるのは便利ですね。それぞれの広告がどのように貢献しているのか、分析が捗るかと思います。
また各媒体をまとめて管理できるので、一つの成果を媒体をまたいで重複してカウントしてしまうこともなく、同じ指標でより正確に成果計測を行うことができます。
どうやって設定するの?
WebAntennaと広告を紐付ける設定方法を紹介します。
下記3ステップで完了です。
- WebAntenna上に計測対象の広告を登録
- 入稿用URLをダウンロード
- 入稿用URLを各媒体の広告に入稿
1.計測対象の広告を登録
「新規広告、広告グループの登録」より媒体名を検索し、登録します。
登録は個別にもできますし、CSVで一括登録も可能です。広告は複数ある場合が多いと思うのでCSVで登録するのがオススメです。媒体からCSVをエクスポートしてコピペすると簡単に作成できます。
詳細は下記マニュアル、よくあるご質問を参照してみてください。
2.入稿用URLをダウンロード
1.で作成したCSVをWebAntenna上にアップロードすると、すぐに入稿用URLが記載されたCSVをダウンロードすることができます。
3.入稿用URLを各媒体に入稿
入稿用URLをリンク先に指定し入稿すれば完了です。
ちなみにGoogle AdWordsやYahoo!スポンサードサーチではURLオプションとして「トラッキングテンプレート/トラッキングURL」を指定することが可能なので、そこに入稿用URLを指定すればOKです。
以上、入稿が完了し、広告が配信されれば管理画面のレポートより数値を確認することができます。
まとめ
とにかく複数の媒体の成果状況を毎日わかりやすくチェックしたい!という方にはありがたいツールだと思います。また媒体別のアトリビューションが管理画面で簡単に見られるので、それぞれの広告の間接的な効果も分析でき、今まで見えなかった成果への貢献度も測れるようになるのではないでしょうか。
今回は設定編ということで簡単な紹介のみでしたが、今後面白いデータが見ることができれば書いていきたいと思います。