広告効果を上げるためには、ターゲットユーザーに適した広告を配信することが重要です。
Yahoo!広告のリスティング広告・ディスプレイ広告には、さまざまなターゲティング機能があります。適切に設定すればクリック率・コンバージョン率の向上や、広告費の削減に繋がるでしょう。
本記事では、Yahoo!広告のリスティング広告・ディスプレイ広告で利用できるターゲティングについて紹介します。
リスティング広告で利用可能なターゲティング
Yahoo!広告ではリスティング広告を「検索広告」という名前で提供しています。
利用可能なターゲティングの設定は以下のとおりです。
サイトリターゲティング | 過去にWebサイトを訪問したユーザーに広告を配信できる機能です。既に商品・サービスに興味を持つ見込み顧客にアプローチできます。 |
デバイスターゲティング | ユーザーが使用するスマートフォンやPCなどのデバイスを指定して広告を配信できます。 |
地域ターゲティング | 都道府県や市区町村ごとに広告を配信したい地域の絞り込み、除外ができます。 |
曜日・時間帯ターゲティング | 特定の曜日・時間帯を指定して広告を配信できます。ターゲットが閲覧する可能性が高い曜日などに設定すると広告効果が期待できます。 |
ディスプレイ広告で利用可能なターゲティング
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)で利用可能なターゲティングの設定は、以下のものがあります。
性別ターゲティング・年齢ターゲティング | 広告を配信したいユーザーの性別や年齢を設定できる機能です。入札価格調整率で配信割合を調整することも可能です。 |
オーディエンスリストターゲティング | オーディエンスリストとは、属性、興味関心、行動履歴などに基づいて蓄積されたユーザー情報のリストです。リストに含まれるユーザーに広告を配信、除外できます。 |
サーチキーワードターゲティング | ユーザーが過去に検索したキーワードを基にターゲティングを行う機能です。 |
コンテンツキーワードターゲティング | コンテンツキーワードで設定したキーワードが、Webページやアプリのコンテンツ内のキーワードと一致した時に広告を配信、除外できます。 |
プレイスメントターゲティング | 広告の配信対象または配信対象外のWebサイトを指定できる機能です。 |
地域ターゲティング | 都道府県や市区町村ごとに広告を配信したい地域の絞り込み、除外ができます。 |
曜日・時間帯ターゲティング | 特定の曜日・時間帯を指定して広告を配信できます。 |
デバイスターゲティング | ユーザーが使用するスマートフォンやPCなどのデバイスを指定して広告を配信できます。 |
サイトカテゴリーターゲティング | ニュース・情報系、エンターテインメントなど、広告を配信するWebサイトのカテゴリを設定できる機能です。 |
適切なターゲティングのコツ
リスティング広告やディスプレイ広告で適切なターゲティングを行うために、以下の3つが有効的です。
- 商品・サービスの強みを洗い出す
- ターゲットを具体化する
- 定期的な分析・改善
それぞれ解説します。
商品・サービスの強みを洗い出す
自社商品のターゲット層を絞り込むために、商品・サービスの強みを洗い出し、他社と比べて優位な点や市場での立ち位置を明確にしましょう。
自社商品について理解することで、見込み顧客となるターゲット層が見えてきます。
ターゲットを具体化する
訴求力の高い広告を作成するために、性別、年齢、趣味、価値観など、ターゲットとなるユーザー像を具体的にイメージしましょう。
ユーザー像が明確になると、ターゲットユーザーが検索しそうなキーワード、時間帯や曜日なども想定しやすくなります。
定期的な分析・改善
広告配信後も、定期的に成果を分析・改善することで、パフォーマンスや費用対効果の向上が期待できます。
広告文やターゲティング設定を見直し、改善しながらより良い成果を上げていきましょう。
まとめ
Yahoo!広告のリスティング広告・ディスプレイ広告には、さまざまなターゲティング機能があります。
適切なターゲティング設定は広告効果を向上させることができるので、ぜひ、今後の広告運用にご活用ください。