Microsoft広告は、効果的なWebマーケティングとして多くの企業から注目を集めています。
Microsoft広告において広告効果の測定に欠かせないのが、UETタグと呼ばれる仕組みです。
今回は、Microsoft広告のUETタグの概要を解説し、設置方法をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
UETタグとは
「UETタグ」は「Universal Event Tracking Tag」の略で、Microsoft広告における効果測定の要となるツールです。
このタグを使用することで、サイトへの訪問者数やユーザーの行動パターン、コンバージョン（購入や資料請求など）の発生といったデータの取得が可能です。
UETタグの主な機能としては、リマーケティングリストの作成、コンバージョン追跡、広告のパフォーマンス分析などが挙げられ、サイトの全ページに設置する必要があります。
また、特定のアクションを測定したい場合は、カスタムイベントタグを追加設定することも可能です。
UETタグの設置方法
UETタグを設置する手順は、下記の通りです。
- UETタグの作成
- UETタグの設置
- コンバージョン目標の設定
- UETタグのテスト
それぞれ解説します。
UETタグの作成
まずは、次の手順でUETタグの作成を行います。
- Microsoft広告の管理画面にログインする
- 「ツール」＞「UETタグ」を選択する
- 「作成」をクリックする
- タグの名前と説明を入力する
- 必要に応じて「Microsoft Clarityを有効にする」にチェックを入れる
UETタグの設置
次に、UETタグを設置します。
- 作成したタグのコードをコピーする
- サイトの全ページのタグ内に貼り付ける、あるいはGoogleタグマネージャーなどのタグ管理ツールを使用して設置する
タグを開発者に送って設置してもらう方法やWordPressなどのプラットフォームごとに設置する方法もあります。
コンバージョン目標の設定
リマーケティングやコンバージョンの計測に欠かせない目標を設定します。
- 管理画面で「ツール」＞「コンバージョン目標」を選択する
- 「作成」をクリックする
- カテゴリを選択し、目標の種類と詳細を設定する
UETタグのテスト
最後にテストを実施し、問題なく動作しているか確認しておきましょう。
- UETタグヘルパー（ブラウザ拡張機能）をインストールする
- タグを設置したサイトにアクセスし、UETタグヘルパーアイコンをクリックする
- 設定をONにし、ページ更新する
- バッジが緑色になっていればOK
まとめ
UETタグは、Microsoft広告を効果的に運用するための重要なツールです。
適切に設置し活用することで、広告効果の正確な測定やターゲティングの最適化が図れます。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。
