2024年7月、Yahoo!広告スクリプトで2つの機能が追加されました。
本記事では、今回Yahoo!広告に実装された新たな機能について紹介します。
Yahoo!広告 スクリプトとは?
まずは、用語のおさらいから。
『Yahoo!広告スクリプト』とはJavaScriptをベースとした自動化支援ツールで、
- Yahoo!広告の入稿や配信の設定変更
- レポート作成の自動化
といった機能があります。
Yahoo!広告スクリプトでは、Yahoo!JAPANのサービスはもちろん
- Googleドライブ・Googleスプレッドシート
- Yahoo!天気・災害の天気予報データ
- Slackメール・メッセージ
など、外部ツールと連携して広告配信を行ったり、データを送受信したりできる多機能なツールです。
Yahoo!広告スクリプトで業務の時短が実現
Yahoo!広告スクリプトは、パフォーマンスレポートを作成したり、入札単価を調整したりといった定常的に発生する業務の自動化が可能です。
そのため、広告運用にかかる時間を短縮する上では欠かせない機能の一つと言えるでしょう。
本アップデータの対象サービス
今回機能が追加されたのは、
- Yahoo!広告 検索広告
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)
の2つが対象です。
実施日は2024年7月24日(水)からとなります。
機能の概要
今回対応したのは、以前より多くのユーザーから要望のあった機能で、
- 検索広告 自動入札のスポット調整に対応
- ディスプレイ広告(運用型)・動的ディスプレイ広告の商品リストファイルの入稿に対応
上記2つとなります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
検索広告 自動入札のスポット調整に対応
検索広告内では、自動入札のスポットを調整する際に、情報の取得や追加、さらに更新や削除ができるようになっています。
詳細はこちらから
- リファレンス:BiddingSeasonalityAdjustmentService
- サンプルスクリプト:自動入札のスポット調整
ディスプレイ広告(運用型) 動的ディスプレイ広告の商品リストファイルの入稿に対応
動的ディスプレイ広告においては、
- 商品ファイル取得
- 商品情報のアップロード処理・処理状況の確認
がYahoo!広告スクリプトで行えるようになりました。
詳細はこちらから
- リファレンス:FeedService
- リファレンス:FeedDataService
- サンプルスクリプト:動的ディスプレイ広告
まとめ
今月追加されたYahoo!広告スクリプトの最新機能を紹介しました。
今回のYahoo!広告スクリプトをうまく活用すれば、さらにタスクを効率化でき、よりよい広告配信を行うことが可能です。
ぜひ、今後の広告運用にご活用ください。