Yahoo!広告では、広告表示オプションの一つとして「カテゴリ補足オプション」の利用が可能です。
これはGoogle広告における「構造化スニペット表示オプション」と同じ機能を持つオプションのため、導入の検討がおすすめです。
今回は、クリック率の向上にも効果的なカテゴリ補足オプションについてご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
カテゴリ補足オプションとは?
「カテゴリ補足オプション」は、広告の下部にサブカテゴリーとその詳細を追記できる機能です。
この機能を使うと、宣伝する商品やサービスに適した補足カテゴリー(小見出し)と、補足内容(説明文)を表示することができ、ライバル企業との差別化を図りやすくなります。
さらに、広告に付加情報を加えることで、クリック率の向上も見込めます。
補足カテゴリの種類
カテゴリ補足オプションを利用する際は、「設備」「サービス」「タイプ」など全13種のカテゴリの中から、宣伝する商品やサービスに適したものを選ぶことができます。
その上で、選択したカテゴリに沿って、補足する情報を入力します。
13種のカテゴリと、掲載が可能な補足内容は下記の通りです。
- サービス:具体的なサービス
- タイプ:製品カテゴリに存在するタイプ
- 設備:実在する建物や場所の設備
- ブランド:ブランド名
- コース:カリキュラム名
- 学位プログラム:教科名
- 到着地:地名や観光地名
- おすすめのホテル:ホテル名
- 保険の保障:保険の種類や保険で保障しているもの
- モデル:商品の具体的なモデル名
- 周辺地域:都道府県や都市より狭い範囲の地域名・エリア名
- 番組:具体的な公演名や番組名
- スタイル:商品カテゴリやサービスカテゴリに存在するスタイル
この場合、カテゴリと補足内容の整合性を保つことが大切です。
補足内容がカテゴリの主旨と離れていると審査で承認されない可能性があります。
広告の掲載基準や入稿規定を確認し、それに沿って適切な内容を選ぶようにしましょう。
入稿規定について
カテゴリ補足オプションの入稿規定は、下記のようになっています。
- 補足カテゴリ:13種類から選択する
- 補足内容:1個につき25文字以内、全角・半角カナは2文字、半角英数記号は1文字
- 補足内容の数:3~10個
補足内容の数は最低でも3個以上が必要です。
そのため、同一カテゴリで複数の補足内容がないと使用することができません。
また、注意事項として、同一補足カテゴリ内で同一文言の設定は不可とされています。
まとめ
今回は、Yahoo!広告で利用できるカテゴリ補足オプションについて紹介しました。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。