2024年3月14日、LINEヤフー株式会社は、クリックやインプレッションの仕様を統一するために、Yahoo!広告ディスプレイ広告において以下2点の仕様を変更しました。
- 広告配信からアクションまでの有効期間の変更
- 実績の計上タイミングの変更
本記事では、上記の概要について解説します。
広告配信からアクションまでの有効期間の変更
ビューアブルインプレッションと動画関連項目において、広告配信からアクションまでの有効期間を「1時間」から「24時間」に変更しました。
仕様変更の対象項目は、下記となっています。
- ビューアブルインプレッション数
- 動画再生開始数
- 動画の25%再生数
- 動画の50%再生数
- 動画の75%再生数
- 動画の95%再生数
- 動画の100%再生数
- 動画の3秒再生数
- 動画の10秒再生数
この変更によって、パフォーマンスレポートやパフォーマンスデータにおいて、該当項目の数値が増える可能性があります。
実績の計上タイミングの変更
動画関連項目において、実績の計上日を「インプレッションが発生した日」から「実績発生日」に変更しました。
この仕様変更の対象項目は、下記となっています。
- 動画再生開始数
- 動画の25%再生数
- 動画の50%再生数
- 動画の75%再生数
- 動画の95%再生数
- 動画の100%再生数
- 動画の3秒再生数
- 動画の10秒再生数
- 平均CPV
- 動画の平均再生率
- 動画の平均再生時間
- 動画の再生完了率
この変更に伴い、インプレッションが発生した次の日に動画が再生された場合、「動画の再生開始数」は翌日に計上されます。
例えば、1月1日にインプレッションが発生して、ユーザーが広告動画を50%再生したのが1月2日だった場合は、以下のように計上されます。
変更前:1月1日に「動画の50%再生数」を計上
変更後:1月2日に「動画の50%再生数」を計上
まとめ
Yahoo!広告ディスプレイ広告におけるビューアブルインプレッションと動画関連項目の仕様変更を解説しました。
今回の仕様変更でビューアブルインプレッションと動画関連項目の数値が増える可能性があります。
数値が増加した場合は、必要に応じて仕様変更の内容を確認するようにしましょう。