Microsoft広告は、拡張コンバージョンと新しいターゲティング機能のアップデートを行いました。
今回は、拡張コンバージョンとターゲティングの新機能について概要を紹介します。
拡張コンバージョンの提供について
拡張コンバージョンとは、ユーザーのプライバシーを守りながら、メールアドレスや電話番号等のファーストパーティデータを用いてコンバージョン測定機能を補完するものです。
アメリカとヨーロッパにおいて拡張コンバージョンのβ版が提供されていますが、今回のアップデートで数週間のうちに全市場に対して拡張コンバージョンが提供されることが発表されています。
拡張コンバージョンのメリットとして以下の3つが挙げられます。
- コンバージョン計測の精度が向上する
- デバイス間のアトリビューション分析も可能に
- ハッシュ化によるプライバシー保護でユーザー情報を守りつつ計測が可能に
拡張コンバージョンの利用には、コンバージョンアクションの設定画面で設定する必要があります。
設定についての詳細は、公式のヘルプページをご確認ください。
新しいターゲティング機能について
Microsoft広告では、新たにLinkedInのプロフィール情報を基にしたターゲティング機能も導入されます。
これは購買意欲の高いユーザーへのターゲティングとして、LinkedInのプロフィール情報を基に企業規模や職種に応じたオーディエンスが利用できるようになるものです。世界のビジネスパーソンが活用するSNSをターゲティングとして活用できる点は大きな魅力と言えます。
現在は、アメリカとカナダが対象ですが、今後日本でも展開される予定とのことです。
まとめ
今回は、Microsoft広告のアップデート情報として、拡張コンバージョンと新しいターゲティング機能の概要を紹介しました。 ぜひ今後の広告運用にお役立てください。