2024年2月20日(火)、LINEヤフー株式会社はYahoo!広告検索広告およびYahoo!広告ディスプレイ広告のYahoo!スクリプトにおいて、新しいランタイムをリリースしました。
本記事では、Yahoo!広告スクリプトの新しいランタイムと旧バージョンのランタイム終了の詳細を解説します。
Yahoo!広告スクリプトとは
Yahoo!広告スクリプトとは、Yahoo!広告の入稿や設定変更、レポート作成などを自動化する機能です。
また、Yahoo!広告スクリプトでは下記のような外部ツールやYahoo!JAPANのサービスと連携もできます。
- Googleドライブ、Googleスプレッドシートと連携したデータ入力
- 任意設定した条件でメールやSlackのメッセージ送信
- Yahoo!天気や災害の天気予報データに基づいた配信設定
Yahoo!広告スクリプトの利用ガイドは、Yahoo!広告スクリプトよりご確認ください。
新しいランタイムについて
Yahoo!スクリプトの最新版ランタイム(V202402)は、ご利用中のスクリプトから自動的にアップデートされます。
最新版のランタイムの対象サービスは、「Yahoo!広告検索広告」および「Yahoo!広告ディスプレイ広告」となっています。
本バージョンでは、下記の機能を追加しました。
- 検索広告・ディスプレイ広告共通:メール送信機能の変更
- 検索広告:動的検索連動型広告の機能追加
- ディスプレイ広告:コンバージョンのインポート機能追加
※メール送信機能で、宛先として指定できるのは自社のみとなります。動的検索連動型広告、コンバージョンのインポート機能の詳細は以下よりご確認ください。
動的検索連動型広告:Yahoo!広告 スクリプトのリファレンス
コンバージョンのインポート:コンバージョンのインポート機能とは
システムで最新版ランタイム(V202402)をアップデートできなかった場合は、現在のスクリプトを最後に認証したYahoo!JAPANビジネスIDへメールが送られるので、そちらからバージョンを選択してください。
旧バージョンのランタイムの終了
最新版のランタイムの提供に伴い、2024年3月5日(火)に旧バージョンのランタイム(V202302)の提供を終了します。
予定は変更になる場合もありますが、実施日以降、V202302は選択できなくなります。
まとめ
Yahoo!広告スクリプトの新しいランタイムと旧バージョンのランタイム終了の詳細を解説しました。
Yahoo!広告スクリプトは自動的にアップデートされるのが基本ですが、アップデートされていない場合は機能性の高い最新版ランタイム(V202402)を早めにアップデートしておきましょう。