Yahoo!広告は、2024年1月22日に運用型ディスプレイ広告のアップデートを行い、Yahoo!ニュースとスポーツナビにおいてコンテンツ動画再生前に、レスポンシブ動画の広告を配信できる機能を追加しました。
今回は、このアップデートの内容についてご紹介します。
アップデートの目的と概要
今回のアップデートは、レスポンシブ動画広告の掲載機会の増加が目的です。
これによって、Yahoo!ニュース・スポーツナビのインストリーム枠に、運用型のレスポンシブ動画広告が配信できるようになります。
運用型では動画広告の掲載ができなかった掲載枠に広告が配信できるようになることで、リーチ可能なユーザー層が広がり、新規顧客の獲得が期待できます。
広告を配信できるデバイスは、PC、スマートフォン(Web)、タブレット(Web)の3つです。
また、キャンペーンの目的は次の通りです。
- コンバージョン
- アプリ訴求
- サイト誘導
- 動画再生
配信可能な動画の秒数は、最小5秒~最大60秒で、運用型レスポンシブ動画広告の入稿規定が適用されます。
特に必要となる対応はなく、入稿済みのレスポンシブ動画広告が自動で配信されるようになるため、再入稿も不要とのことです。
また、Yahoo!ニュースでは、コンテンツのキーワードを対象としたターゲティングが実施できます。
これによって、ブランドのイメージを傷つける恐れのあるキーワードを含む広告掲載面を除外することが可能です。
ただし、インストリーム枠でのプレイスメントターゲティングによる特定の配信エリアの指定や除外はできません。
広告配信における注意事項
レスポンシブ動画をYahoo!ニュースとスポーツナビのインストリーム枠に配信する際は、次の3点に注意が必要です。
- アプリ訴求目的のキャンペーンでコンバージョン計測を行う「SKAdNetwork」には対応していない
- 効果測定認定パートナーが提供する「測定用スクリプトタグ」を利用した計測には対応していない
- 広告の作成時、インストリーム枠用としての広告プレビューは用意されていない
まとめ
今回は、Yahoo!ニュース・スポーツナビのインストリーム枠へのレスポンシブ広告配信が可能となったアップデートについて紹介しました。
Yahoo!ニュースやスポーツナビは多くのユーザーが利用しているため、広告配信によって新規の顧客獲得が見込めます。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。