広告運用でコンバージョン向上を目指す場合、予測ターゲティングを使って新しい対象ユーザーを見つけると効率的です。
Microsoft広告では、オーディエンス広告において予測ターゲティングを利用することができます。
今回は、Microsoft広告のオーディエンス広告で使える予測ターゲティングについてご紹介します。
Microsoft広告を運用している方は、ぜひ参考にしてみてください。
オーディエンス広告で使える予測ターゲティングとは
予測ターゲティングは、ランディングページや広告、オーディエンスのシグナルを使って、コンバージョンが見込まれるユーザーを見つけることができる機能です。
単独での使用はもちろん、目標に設定したいユーザーに関するその他の追加を行うこともできます。
予測ターゲティングに追加できるオーディエンスのシグナルには、次のようなものがあります。
- リマーケティング
- 購買意欲の高いユーザー
- カスタマーマッチ
- カスタムオーディエンス
- 動的リマーケティング
- 類似オーディエンス
- カスタム組み合わせリスト
- 年齢
- 性別
- LinkedInプロフィールターゲティング(日本未ローンチ)
さまざまな追加が可能ですが、デバイスや場所のターゲティングの設定には適用されない点に注意が必要です。
予測ターゲティングの設定
予測ターゲティングは、Microsoft広告の管理画面から設定できます。
既存の広告グループで設定する場合、サイドバーにある「設定」から予測ターゲティングの適用が可能です。
新しく作成された広告グループやキャンペーンでは、予測ターゲティングが自動的にオンになります。
そのため、特定の属性に対して広告配信を行う際は、オフにしておく必要があります。
また、2023年12月に行われたMicrosoft広告のアップデートにおいて、「Microsoft Advertising エディター」からでも予測ターゲティングを設定することが可能になりました。
予測ターゲティングを利用したい場合、「選択した広告グループを編集します」の中にある「予測ターゲット設定」から設定が可能です。
予測ターゲティングのメリット
予測ターゲティングを設定・活用することで、下記の3つのメリットがあります。
- ターゲットを簡単に発見できる
- ムダな時間を減らして効率を改善できる
- 目標・目的に応じた柔軟な対応ができる
Microsoftによると、2023年1月の試験配信で、予測ターゲティングを使用した広告グループは使用していない広告グループに対し、平均で46%のコンバージョン率の改善が認められたとのことです。
また、日本国内の案件においても、購買意欲の高いユーザー(興味関心)と同等、もしくはそれ以上の成果をあげられているケースも多いそうです。
メリットが多く、コンバージョン向上にもつながりやすいため、予測ターゲティングの設定を検討してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、Microsoft広告のオーディエンス広告で使える予測ターゲティングについて紹介しました。
ぜひ、今後の広告運用にお役立てください。