Yahoo!広告のディスプレイ広告には、オーディエンス分析という機能があります。
本記事では、オーディエンス分析の概要と、オーディエンス分析する際に必要なリフト値の確認方法について紹介します。
オーディエンス分析の概要
オーディエンス分析とは、広告主が作成したオーディエンスリストとLINEヤフーが提供する共通オーディエンスリストとの関連性の高さ(リフト値)を数値で表示する機能です。
リフト値が高いほど、オーディエンスリストに含まれるユーザーはその属性や関心事項を持つ傾向が強いと言えます。
分析結果は、新規ユーザーへのアプローチのヒントや広告内容の見直しなどに活用できます。また、オーディエンス分析の結果画面からリストを選択して広告グループに設定することも可能です。
分析対象として選択できるリスト種別は4つ
オーディエンス分析の分析対象として選択できるリスト種別は以下の4つです。
- ウェブサイト訪問ユーザー
- アプリユーザー
- 顧客データ
- Yahoo! Audience Discovery
利用要件として、ユーザーサイズが1,000件未満のオーディエンスリストは分析対象として選択できないため、注意が必要です。
リフト値を算出できる共通オーディエンスリスト
リフト値を算出できる共通オーディエンスリストは、以下の3つです。
- 興味関心
- 購買意向
- 属性・ライフイベント
リフト値の確認方法
リフト値の確認方法は以下のとおりです。
- 広告管理画面にログインし、右上の「ツール」をクリック
- 「ライブラリー」列より「オーディエンスリスト」をクリック
- 「オーディエンス分析」をクリック
- 「分析対象のオーディエンスリスト」の横にある「選択してください」ボタンを押す
- 分析対象のリストを選択し 「適用」ボタンを押す
- 「分析を開始する」ボタンを押す
分析結果のみを確認する場合はここで終了です。
分析結果からオーディエンスリストを広告グループに設定する場合は、結果画面から該当するものにチェックを入れて広告グループに設定することができます。
チェックを入れた後に、「一括操作」ボタンを押して、「広告グループに設定」をクリック。「広告グループ選択画面」に遷移しますので、共通オーディエンスリストを設定する広告グループを選択、「適用」ボタンを押せば広告グループの設定も完了です。
まとめ
今回は、Yahoo!広告のディスプレイ広告で活用できるオーディエンス分析について紹介しました。 ぜひ今後の広告運用にお役立てください。