リスティング広告とは、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンでユーザーが検索したキーワードをもとに、検索結果画面に表示される広告(テキスト形式)です。
リスティング広告をはじめとする様々な広告は必ず出稿時に審査を受け、この審査を通過して初めて多くの人の目に広告が届き、効果を発揮します。
本記事では、Yahoo!広告の審査に関する内容について解説します。
リスティング広告の審査とは?
リスティング広告の審査は、ユーザーの利便性や法律遵守、広告効果を担保するために行われます。審査に落ちた場合、広告は配信されません。
具体的には、以下のような項目がチェックされます。
- タイトル(見出し)
- 説明文
- 入札キーワード
- リンク先の内容(ランディングページ、Webページ)
リスティング広告の審査では、これらの内容が自動・手動によって審査されます。広告審査のガイドラインは随時更新されますので、定期的に最新のガイドラインを把握しておくようにしましょう。
Yahoo広告の審査に関する概要
Yahoo!広告でとくに把握しておきたい審査基準の概要は以下のとおりです。
ユーザーの利便性のための基準 | 広告に有用性があるか、ユーザーに不快感や迷惑を与える表現を使用していないかなど |
表示に関する一般的注意 | 虚偽表示や不当表示、最上級表示など |
掲載できない広告 | 法律違反または、違反するおそれのあるもの、公序良俗に反するもの、差別表現、性に関する表現が露骨なものなど |
薬機法などの広告表示規制および個別の掲載基準があるもの | 医薬品や医薬部外品、化粧品、健康食品、健康器具など |
紹介している項目は一例になりますので、詳しくはYahoo!広告ヘルプの広告掲載基準をご確認ください。
審査状況を確認するには?
Yahoo!広告の審査状況は、以下の手順で確認します。
- 広告管理ツールで検索広告の対象アカウントを選択
- サイドメニューから「キーワード」または「広告」をクリック
- 「表示項目」から「表示項目の編集」をクリック
- 「キーワード(または広告)一覧の表示項目を編集」画面にて「審査状況」にチェックを入れる
- 「適用」ボタンを押す
これで選択した広告の審査状況を確認できます。
審査状況のステータスは以下のとおりです。
- 承認済み:広告掲載が可能な状態
- 審査中:キーワード、広告、広告表示オプションが審査中の状態
- 編集内容審査中:広告内容の編集による審査中の状態
- 掲載不可:審査の結果、掲載が承認されなかった状態
- 掲載停止:審査の結果、掲載停止となった状態
なお、ステータスが「編集内容審査中」の場合は、編集前の内容で広告が配信されます。審査が通ると編集内容が反映された状態で広告が掲載されます。
まとめ
今回は、リスティング広告の主な審査観点とYahoo!広告の場合の審査基準の概要、審査状況の確認方法について紹介しました。
せっかく広告を作っても、審査で落ちてしまっては意味がありません。 ガイドラインを理解し、審査落ちのない広告を目指しましょう。