2023年8月28日、Yahoo!広告はディスプレイ広告(運用型)の新たな配信先として、LINE VOOMの広告枠を追加しました。
本記事では、新たな配信先であるLINE VOOMの概要と追加によって得られるメリットを解説します。
LINE VOOMについて
LINE VOOMはLINEアプリ内で提供されているプラットフォームで、動画コンテンツを投稿・閲覧できる機能です。
LINE VOOMは月間4,900万人以上のユーザーが広告に接しているプラットフォームで、LINE VOOMに広告を配信することで多くのユーザーにリーチが見込めます。
LINE VOOMの配信に関する規定は、下記となっています。
広告タイプ | レスポンシブ(画像) |
アスペクト比 | 1:1または1.91:1 |
プレイスメント ターゲティング |
LINEアプリ面を配信可能 ※LINEアプリ内の掲載面や広告枠は指定不可 |
配信先URLレポート | iOS、Android、それぞれレポート可能 |
掲載イメージは、Yahoo!広告のLINEサービス配信についてからご確認ください。
メリットについて
LINE VOOMを広告枠に追加配信することで、3つのメリットを得られます。
- 配信機会の増加
- 幅広い層へのリーチ
- 効果的な訴求
それぞれ解説します。
配信機会の増加
Yahoo!とLINEではユーザー層に違いがあるため、今まで接触できていなかった新規ユーザーへの広告配信が期待できます。
Yahoo!では、LINEの広告枠にディスプレイ広告(運用型)の配信が追加されることで、配信機会が最大20%程度増加できるとしています。
幅広い層へのリーチ
LINE VOOMのユーザー属性は、男性よりも女性のほうが利用している傾向があります。
また、ユーザーの年齢層は10代から60代までと幅広い層に利用されているので、他の広告媒体ではリーチできない層にもアプローチが見込めます。
効果的な訴求
LINE VOOMは、ショート動画などが楽しめるプラットフォームです。
画像の表示領域も大きいため、クリエイティブをより効果的にアピールできるでしょう。
まとめ
Yahoo!広告では、ディスプレイ広告(運用型)の新たな配信先としてLINE VOOMが追加されました。
2023年10月1日よりYahoo!とLINEがひとつの会社に統合されたことによって、これからさらなるアップデートが期待できるので、今後の動向に注目していきましょう。