検索広告を運用している広告主において、自社のビジネス名やロゴを広告に表示できる「ビジネス情報アセット」の利用は、広告の信頼性を高める上で重要です。
ビジネス情報アセットでは、以下の情報を広告に追加できます。
- ビジネスの名前
- ビジネスのロゴ
これらの情報の表示は、広告のクリック率アップにも期待できます。
ビジネス情報アセットは、Googleの検索広告においても利用条件を満たせば表示可能です。
本記事では、Google広告でビジネス情報アセットを利用するための要件について紹介します。
Google広告におけるビジネス情報アセットの利用要件とは
ビジネス情報アセットを使用するための要件は、大まかに3つあります。
- 広告主適格性確認プログラムを完了していること
- ビジネスの名前に関する要件を満たしていること
- ビジネスのロゴに関する要件を満たしていること
それぞれ以下で紹介します。
広告主適格性確認プログラムを完了させるには
ビジネス情報アセットをテキスト広告に使用するためには、まず、広告主適格性確認プログラムを完了する必要があります。
適格性確認を開始する手順は以下の通りです。
- Google 広告の管理画面で [料金] アイコンをクリック
- プルダウン メニューで [広告主様の身元確認] をクリック
- [開始する] をクリック
Googleでは、広告主の適格性確認を通して、広告への信頼性を高めることを目指し、広告主のビジネス、名前、所在地の確認を行っています。これは、ユーザーに対して広告の透明性を示すための取り組みの一つです。
次の項でアセットの種類ごとの要件について紹介します。
ビジネスの名前に関する要件
ビジネスの名前に関する要件は、以下の通りです。
- 広告主様の適格性確認のプロセスで提出されたドメイン名または正式名と完全に一致すること
- 広告のランディング ページに目立つように表示されていること
- 文字数: 半角 25 文字(全角 12 文字)まで
- 言語サポート: すべて
ビジネスのロゴに関する要件
ロゴに関する要件は、以下の通りです。
- 宣伝対象のビジネスとマッチし、ドメイン名ごとに同じものを使用すること
- アスペクト比: 正方形(1×1) 画像の解像度: 1200×1200(推奨)、128×128(最小)
- ファイル形式: PNG、JPG / 最大ファイル
- サイズ: 5120 KB ライトモードとダークモードの両方に対応していること
- 推奨される画像のセーフエリア: 重要なコンテンツを画像の中央から 80% の範囲に配置
ロゴは円形の枠の中に表示される場合が多いため、アップロード後のロゴが加工されることを前提にロゴ画像を用意しておきましょう。
なお、これらの利用要件を満たしている場合でも、すべてのアセットが表示されるとは限りません。 セットが表示されない場合でも、広告表示されますが、表示URLと地球儀のアイコンが表示されるデフォルト状態での表示となります。
定期的にGoogle 広告アカウントで最新情報を確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、Google検索広告で活用できるビジネス情報アセットの利用要件について紹介しました。
今後の広告運用にぜひお役立てください。