Yahoo!では、ディスプレイ広告(運用型)のオーディエンス管理において、オーディエンスリスト(条件)の提供が終了されます。
すでに広告管理ツールでは、移行機能の提供が開始されていますので、オーディエンスリスト(条件)を利用されている場合は、リストの種別移行が必要です。
本記事では、オーディエンスリスト(条件)の提供終了と移行に関する概要について紹介します。
概要
ディスプレイ広告(運用型)のオーディエンスリスト(条件)の提供を終了する予定です。
提供終了に伴い、オーディエンスリスト(条件)を利用している場合は、以下のいずれかのリスト種別へ移行が必要となります。
- ウェブサイト訪問ユーザー
- アプリユーザー
移行作業については、広告管理ツールでの提供予定の移行機能を利用するとのことです。
また、今後システムによる強制移行も予定されています。次の項をご参照ください。
システムによる強制移行について
広告主側で移行されなかったオーディエンスリスト(条件)を対象にシステムによる強制移行を以下の日程で予定されています。
実施予定日:2023年6月末/7月初旬~
ただし、Yahoo!では一定の条件により強制移行を実施するため、強制移行開始前までに広告主側で移行の実施を推奨されています。
なお、具体的な日程についてはあらためて発表があるとのことです。
移行についての注意点
広告管理ツールでの移行、システムによる強制移行のいずれの場合でも、移行前のオーディエンスリストに以下の条件項目が設定されている場合には注意が必要です。
- URL
- 参照元URL
- イベント種別
これらの条件項目が設定されている場合、移行後のリスト種別が限定される、又はそのまま移行ができないといった制限があります。
まとめ
今回は、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)のオーディエンスリスト(条件)の提供終了と移行について概要を紹介しました。
システムによる強制移行は、2023年6月末もしくは7月初旬を予定されていますので、その前に種別リストの移行を進めておきましょう。