広告の効果は、ほんの少しの見直しで大きく向上させることが可能です。 本記事ではYahoo!広告を例に、広告効果を向上させる設定の見直しについてご紹介します。
確認すべき効果指標
せっかく広告をだしているのに、その効果が感じられない、うまく配信できているのか不安…というときには、まず現状の把握をしていきましょう。
その際に確認すべき効果指標には、以下のようなものがあります。
- インプレッション数・・・広告が表示された回数
- クリック数・・・広告がクリックされ、ユーザーがサイトを訪問した回数
- クリック率・・・広告の表示回数に対して、広告がクリックされた割合
- コンバージョン数・・・広告をクリックしてサイトに訪れたユーザーがアクションを起こした回数
効果指標の確認方法は下記のとおりです。
効果指標の確認方法
上記に記載した効果指標の確認方法について説明していきます。
- Yahoo!広告の広告管理ツールにログイン
- 「検索広告」タブ、「キャンペーン管理」の順にクリック
- 「表示期間選択」で確認したい期間を選択し、結果を確認
「表示内容選択」では、キーワードや広告、キャンペーン、などの切り替えができます。また、 キーワードの一覧では、品質の目安となる「品質インデックス」の確認もできます。
ここで注目したいのはクリック率です。
クリック率は広告運用の重要な指標であり、クリック率が高いほど効率よく集客ができていると判断することができます。
まずは1%のクリック率を目標とするのがよいでしょう。
キーワードを見直す
効果的な広告配信を行うためには、検索クエリーを活用しキーワードのメンテナンスを定期的に行いましょう。
「検索クエリー」とは、インターネットユーザーが検索した語句のことです。
検索クエリーの一覧で、ユーザーがどのような語句を検索したのか、その検索に対して表示された広告がどのくらいクリックされているかを確認することができます。
検索クエリーの確認方法
検索クエリーは以下の通りに確認することができます。
- Yahoo!広告管理ツールにログイン
- 「検索広告」タブから「キャンペーン管理」タブをクリック
- 上部にある「検索クエリーを表示」ボタンの▼をクリック
- 「すべてのキーワード」を選択する
効果の良い検索クエリーの中には、広告効果につながりやすい有効な語句が見つかることが多いです。気になる語句があれば、キーワードとして積極的に追加設定することをお勧めします。
まとめ
今回はYahoo!広告を例に、広告効果を向上させる設定の見直しについてご紹介しました。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。