Googleは2022年12月14日、Google広告管理画面の分析情報ページに新たに4つの機能を追加したことを発表しました。
本記事ではその概要について紹介します。
分析情報ページで追加される新機能について
今回、Google広告の分析情報ページで追加される新機能は以下の4つです。
- 検索語句に関する分析情報
- アセット分析
- オーディエンス分析
- 変更履歴の分析
それぞれどのような特徴があるか、説明していきます。
検索語句に関する分析情報
「検索語句に関する分析情報」では、パフォーマンス指標に関する分析情報が表示されます。
過去 56 日間に広告表示につながった検索語句が検索カテゴリーと検索サブカテゴリーに分類・分析され、それぞれのパフォーマンスの主な指標が提示される仕組みです。
Googleでは、個々の検索語句を確認することなく、ユーザーが何を求めて検索しているのかをすばやく把握できるとしています。
アセット分析
「アセット分析」では、潜在顧客をより惹きつけるクリエイティブアセットについて理解するのに役立ちます。
例えば、エンゲージメントの高いオーディエンスを特定できたり、より見込みの高いユーザー向けに作成する広告のアセットやランディングページに情報を反映させることが可能です。
オーディエンス分析
「オーディエンス分析」では、広告を見てコンバージョンに至ったユーザー層の特徴や興味関心、行動から顧客像を把握するのに役立ちます。
また、自動化機能を使用している場合には、ターゲットに設定されているGoogleオーディエンスセグメントのうち、高い成果を上げている上位のセグメントが表示されるようになっています。
変更履歴の分析
「変更履歴の分析」では、アカウントで最近行った変更について、キャンペーンのパフォーマンスに影響したものが何かを確認できる機能です。
パフォーマンスに大きな変化があり、アカウントまたはキャンペーンの変更がその変化を引き起こした可能性が高いとアルゴリズムで判断された場合に表示される仕組みになっています。
そのため、パフォーマンス変化の要因だと考えられる変更を発見できます。
まとめ
今回は、Google広告の分析情報ページにおいて、新しく追加された4つの機能の概要をお伝えしました。
新たにこれらの分析情報が追加されたことで広告配信の効果をより詳細に分析できるようになり、顧客理解をさらに深めることにつながるでしょう。 ぜひ今後の広告運用にお役立てください。