Yahoo!広告は、日本最大級のメディアであるYahoo! JAPANのサービスに広告を掲載できるサービスです。
Yahoo!広告には、様々なニーズに合わせた広告タイプが用意されていますが、2021年に提供開始されたレスポンシブ検索広告は入稿したアセットを自動で最適化できるためおすすめです。
このレスポンシブ検索広告と自動入札機能を組み合わせることで、広告配信の効果をより発揮することができます。
本記事では、Yahoo!レスポンシブ検索広告についてと自動入札を組み合わせ期待できることについて紹介します。
レスポンシブ検索広告とは?
レスポンシブ検索広告とは、アセット(タイトル、説明文など)を複数入稿することで、自動的に組み合わせて最適な広告文が掲載される広告形式のことをいいます。
アセットは、タイトルが最大15件、説明文は最大4件まで入稿可能です。 Yahoo!では、レスポンシブ検索広告を入稿後、併せて自動入札も設定することを推奨しています。
自動入札機能との組み合わせで期待できること
自動入札とは、キャンペーンの種類や広告掲載の目標に合わせて、自動的に適正な入札価格に調整する機能です。
自動入札では設定した目的に対して、システムが安定的な効果を発揮するまでに一定の学習期間が必要で、学習期間中は広告の配信結果に変動が発生します。
また、配信が安定してからも最適化の精度が向上していく可能性が高いため、ある程度長い期間をおいてから、パフォーマンスを評価するようにしましょう。
この自動入札機能とレスポンシブ検索広告は相性がよく、組み合わせて使うことで確度の高いユーザーに対して、最適な広告、最適な入札価格で配信できます。
自動入札のタイプは、以下のとおりです。
- クリック数の最大化
- コンバージョン数の最大化
- コンバージョン単価の目標値
- 拡張クリック単価
- ページ最上部掲載
- コンバージョン価値の最大化
- 広告費用対効果の目標値
この中でも比較的導入しやすいとされている「クリック数の最大化」と「コンバージョン数の最大化」になります。
クリック数の最大化は、予算内でクリック数を最大化するよう入札価格を自動調整されるため、サイトアクセスを増やしたい場合に有効です。
コンバージョン数の最大化(※)は、予算内でコンバージョン数を最大化するように入札価格が自動調整されます。 ※導入にはコンバージョン設定が必須です。
ただし、「コンバージョン数の最大化」を設定する前の時点で、キャンペーンの合計コストが1日の予算を大幅に下回っていたら、設定後に大幅なクリックコストが増える可能性があるため注意が必要です。
まとめ
レスポンシブ検索広告と自動入札機能を組み合わせることで、広告主の商材・サービスに関連性のあるキーワードで検索している、見込み度の高いインターネットユーザーに、最適な広告、入札価格で配信できるため、コンバージョン獲得につながります。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。