プレースメントターゲティングとは、ターゲットを絞り込むことで獲得単価を抑えながら、コンバージョン獲得を目指せる広告配信手法です。
本日はプレースメントターゲティングと、そのメリットやデメリットについて解説します。
プレースメントターゲティングとは?
プレースメントターゲティングとは、特定のWebサイトやアプリ、動画など配信先を個別に指定できる広告配信手法であり、Google広告とYahoo!広告のそれぞれで利用可能です。
商材やキャンペーンと相性のよい配信先に絞って広告を表示できるため、コンバージョンに対する効果が高く、獲得単価も抑えられるといった特徴があります。
プレースメントターゲティングのメリット
プレースメントターゲティングのメリットは以下の2点です。
- 広告配信先を選定することができる
- 獲得単価をおさえてコンバージョン獲得につなげられる
それぞれ説明していきます。
広告配信先を選定することができる
プレースメントターゲティングの最大の特徴は、意図的に選定したWebサイトに広告を配信できること。相性のよい配信面に絞り込みができるため、見込み客をピンポイントに狙った広告配信が可能です。
成果につながっていない配信先を除外することもできるため、広告費の最適化も図れます。
獲得単価をおさえてコンバージョン獲得につなげられる
見込み顧客や、適したジャンルに対してピンポイントで広告を配信できるため、広告のジャンルや見込み顧客の集まりやすい配信面がはっきりしている場合には、大きな効果が期待できる配信方法です。
プレースメントターゲティングのデメリット
デメリットとして考えられることには下記の3点があります。
- 潜在層へのアプローチの機会を逃してしまう可能性がある
- 関連性の高いプレースメントの見極めが難しい
- 広告単価(クリック単価)が上がってしまいやすい
それぞれ説明していきます。
潜在層へのアプローチの機会を逃がしてしまう可能性がある
見込み先の発掘や認知を広げる目的での広告配信の場合には、配信先の絞り込みによってその可能性を狭めてしまうことがあります。
関連性の高いプレースメントの見極めが難しい
プレースメントを手動で利用する場合には、関連性の高いプレースメント(配信面)を自分で選ばなければなりません。
プレースメントの設定が不慣れな場合や、配信実績が少ない場合には、どこに配信すればよいのか難しく感じることがあるかもしれません。
広告単価(クリック単価)が上がってしまいやすい
プレースメントを設定し広告配信先の最適化を行うと、ムダな広告費をかけずに効率よく広告配信を行うことができます。
しかしながら人気のメディアや配信面は競合も多く、入札価格やクリック単価が高くなりやすい傾向があるため注意が必要です。
まとめ
今回はプレースメントターゲティングと、そのメリットやデメリットについて解説しました。今後の広告運用に、ぜひお役立てください。