Yahoo!ディスプレイ広告では、広告のパフォーマンスを比較・検討できるA/Bテストが実施可能です。
本記事では、A/Bテストの概要とディスプレイ広告での設定方法について解説します。
Yahoo!ディスプレイ広告のA/Bテストとは?
A/Bテストとは、広告クリエイティブ(画像やテキストなど)や入札方法に変化を付けてAパターンとBパターンと実際に配信し、広告のパフォーマンスを比較、検討するための手法です。
Yahoo!ディスプレイ広告では、A/Bテスト用に2つのキャンペーンを設定します。
このテスト設定した2つのキャンペーンの広告の配信機会を均等に分割し、平等になるように自動配信されるという仕組みです。
通常配信との違い
成果に応じた配信になる通常配信では偏りが出ますが、A/Bテストの場合、各キャンペーンの広告の配信機会が平等になるよう配信されます。
注意点
既存のテストに紐付くキャンペーンは、そのテストが終了していても他のテストに追加することはできません。
この場合の対処として、既存のテストを削除することで他のテストで設定できるようになります。
また、1アカウントあたり設定可能なテスト上限は10セット迄です。
A/Bテストの作成方法について
まずは、事前にA/Bテストに設定する2つのキャンペーンを、配下の広告グループ、広告も含めて作成しましょう。
次にA/Bテストを設定していきます。
手順は以下のとおりです。
- 広告管理ツール右上の「ツール」をクリック
- 表示されるメニューから「A/Bテスト」を選択
- 「A/Bテストを作成」ボタンを押す
- A/Bテストの作成画面にて各項目を入力
- 入力後、「作成」ボタンを押す
手順4のA/Bテストの設定項目は、以下の通りです。
- テスト名
- 説明
- テスト対象キャンペーン
- テスト期間
テスト対象キャンペーンでは、テストするキャンペーン(A・B)を選択します。
テスト期間では、テストの開始日と終了日の設定が可能です。(期間は最大90日間まで)
テストの作成が完了すると、A/Bテストの一覧に表示されますので、作成したテストの内容を確認したい場合は、一覧から詳細画面にて確認できます。
まとめ
今回は、Yahoo!ディスプレイ広告のA/Bテストについてご紹介しました。 ぜひ今後の広告運用にお役立てください。