Yahoo!広告では、2022年7月28日からディスプレイ広告において「カスタム指標機能」を追加しています。
今回は、ディスプレイ広告に追加されたカスタム指標機能についてご紹介します。
カスタム指標機能とは
カスタム指標機能を利用すると、任意の計算式を入力して作成した指標をキャンペーンなどの一覧画面に表示項目として追加することができます。
これまでは、広告管理ツール上で提供されていない指標が必要な場合、表計算ソフトなどを使って別途計算しなければいけませんでした。
新しく導入されたカスタム指標機能を利用すれば、計算する時間の削減ができる上、ちょっとした確認を管理画面上で行いたいときに便利です。
また、現時点ではディスプレイ広告のみですが、検索広告のアカウントや各種媒体の管理画面にも追加されることで運用担当者の利便性も高まると思われます。
カスタム指標の追加方法
ディスプレイ広告でカスタム指標を追加する手順は以下のとおりです。
- 広告管理ツールの左サイドメニューで、一覧に表示する項目を選択
- 「表示項目」ボタンを押し、「表示項目の編集」をクリック
- 画面左側の「カスタム指標」項目の下に表示されている「カスタム指標を追加」をクリック
- カスタム指標の追加画面が表示されるのでそれぞれの項目を入力
- 「作成」ボタンを押してカスタム指標を追加
カスタム指標が追加できる一覧画面は以下の3つになります。
- キャンペーン一覧
- 広告グループ一覧
- 広告一覧
また、カスタム指標の追加画面で入力する項目には以下のものがあります。
- カスタム指標名
- 説明
- 計算式
- データ形式
カスタム指標の計算式を入力する際は、「パフォーマンスデータの指標を選択」で計算式で使用するパフォーマンスデータの指標を追加できます。また、この指標は最大5個まで選択可能です。
「+」「-」「×」「÷」「(」「)」といった、計算式で使用する演算子やかっこの追加が可能です。計算式には最大500文字まで入力できます。
まとめ
今回は、Yahoo!広告のディスプレイ広告に追加されたカスタム指標機能についてご紹介しました。
便利な機能なので、追加して利用してみてはいかがでしょうか。
今後の広告運用にぜひお役立てください。