Yahoo!広告では、あらかじめ登録した文字列や数値などのデータを、広告のタイトルや説明文に自動的に追加できるアドカスタマイザーという機能があります。
本記事では、アドカスタマイザーの機能と注意点についてをご紹介していきます。
アドカスタマイザーとは
アドカスタマイザーとは、広告のタイトルや本文に、事前に登録した文字列や数値などのデータを自動的に追加できる機能です。
最終リンク先URLを除くテキスト広告内で利用することができ、データ自動挿入リストで作成した文字列や数値などを広告に生成することが可能になります。
アドカスタマイザーは、広告の対象となる商品が数百種類以上ある場合に特に効果を発揮します。
たとえば、数百種類ある商品に対し、商品種類ごとの広告グループの広告文を作成する工数は非常に多くなってしまいます。
しかし、アドカスタマイザーを利用することで、広告を直接編集することなく、データ自動挿入リストを適宜更新することで、更新内容を正確に広告テキストへ反映することができ、運用工数の大幅な削減を期待できます。
入稿手順
アドカスタマイザーの利用には、ファイルをインポートできる入稿支援ツール「キャンペーンエディター」の使用が必須です。
キャンペーンエディターを利用し、入稿する手順は以下のとおりです。
- データ自動挿入リストの作成
- 作成したリストのインポート
- 挿入用広告の作成
アドカスタマイザーを利用する際の注意点
アドカスタマイザーを利用する際の注意点は、以下の2点です。
- 広告グループに最低1つ以上、アドカスタマイザーを利用していない通常の広告を含める
- 文字数制限を越えるとデータ挿入用の広告が表示されない
アドカスタマイザーでは、広告グループに最低1つ以上は、通常の広告が掲載可能な状態で設定されている必要があります。
それは、データ挿入後に表示される広告がレギュレーション違反になった場合に、何も表示されないケースを防止するです。
また、文字数制限にも気をつけましょう。管理画面に表示される広告が実際に表示されるものでないため、データ挿入用の広告が表示できないケースもあります。
文字数を把握したり、データに利用できない文字列が含まれないようにするといった事前の調整が重要です。
まとめ
今回は、Yahoo!広告のアドカスタマイザーについてご紹介しました。自社が取り扱う商品のラインナップが多いなど、常に大量の広告を入稿している場合には特にオススメの機能になります。
ぜひ今後の広告運用にお役立てください。