Yahoo!のディスプレイ広告は、Yahoo! JAPANのトップページや広告の掲載枠があるWEBサイトに表示でき、ユーザーに対して高い訴求力で効率的な集客が期待できる広告です。
しかし、そんなディスプレイ広告で肝心な画質がぼやけて表示されてしまうというケースはありませんか?
ぼやけた画像のまま広告配信すると、ブランドイメージの低下や広告効果にも影響してしまいます。
そこで本記事では、Yahoo!広告のディスプレイ広告で画質がぼやけてしまう原因と広告効果への影響、高解像度ディスプレイにするためのポイントを解説していきます。
画質がぼやける原因
まずぼやける原因として最も考えられるのが、画像が最新ディスプレイの解像度に対応した画質になっていないということです。スマートフォンはパソコンと比べてより解像度が高いものが多いのが主流になってきています。
広告効果への影響について
結論から言うと、ぼやけているとユーザーが広告に反応しない可能性が高いです。
近年スマートフォンの高解像度化が進んでおり、大抵のユーザーはスマートフォンでインターネットを利用するため粒度の細かい鮮明な画面に見慣れています。つまり、表示される広告がぼやけていると、注目が集まらない恐れがあります。
その他、画質による広告効果による影響については以下の通りです。低画質の場合と高画質で分けて解説しています。
低画質の場合 | 高画質の場合 |
ブランドイメージの低下 | 訴求したいメッセージが分かりやすい |
訴求したいメッセージが伝わりにくい | クリック率・コンバージョン率に繋がりやすい |
広告効果の低減が懸念される | 広告効果の向上が期待できる |
特にクリック率やコンバージョン率が低下するのは大きなデメリットです。できる限り高画質で入稿することをおすすめします。
Yahoo! JAPAN調べによると「計測対象:同一ターゲティングで2サイズ(最小サイズの300×250、2倍サイズの600×500)入稿されており、10クリック以上発生している画像」で検証した結果、高画質のクリエイティブの方がクリック率は10%、コンバージョン率は15%よい結果となっています。
引用:広告効果にも影響を与える画質
高解像度ディスプレイにするためのポイント
高解像度ディスプレイにするためのポイントは、以下2点が挙げられます。
- ピクセルサイズの大きい画像を入稿する
- ファイルサイズ150kb以内で制作する
以下でそれぞれ解説します。
ピクセルサイズの大きい画像を入稿する
アスペクト比入稿が可能な画像は、最長ピクセルサイズの2倍以上のサイズでの制作するようにしましょう。たとえば、アスクペクト比(6:5)の画像の場合、横600ピクセル×縦500ピクセル以上で制作するとよいでしょう。これ以下のサイズでも作成できますが、ぼやけるリスクが高まります。
ファイルサイズ150kb以内で制作する
ディスプレイ広告で広告管理ツールへのアップロードする時に、151KB以上のファイルは圧縮されます。圧縮により画質低下を避けるために、150KB以内で制作をしていくとよいでしょう。
まとめ
今回は、Yahoo!広告のディスプレイ広告を高画質で掲載するためのポイントとして、画質がぼやけてしまう原因から広告効果への影響、高解像度ディスプレイにするための方法までご紹介しました。
広告効果を向上させるためには、広告の画質も重要になってきます。ぜひ今後の広告運用のご参考になさってください。