Google広告は、2021年12月にGoogle Ads API のアップグレード情報と従来のAdWords APIから Google Ads APIに移行に関するインフォメーションを発表しました。(参考:Google広告ヘルプ)
本記事では、Google Ads APIに関連する概要と活用のメリットについて、Google社のリリース情報を元に紹介していきます。
Google Ads APIの概要
Google Ads APIをかんたんに説明すると、広告主様が自社で作成したアプリケーションでGoogle 広告アカウントを操作、変更できるようにする機能です。
活用することでGoogle広告サーバーでアカウントの詳細情報と直接連携するアプリケーションを、デベロッパーが作成したり使用したりできるようになります。
今回発表があったAdWords APIからGoogle Ads APIに移行することで、以下の機能をはじめとした多くの機能を利用することができるようになります。
- 最適化案
- パフォーマンスマックスキャンペーン
- キーワードプランナー
すでに発表されたよう に、AdWords APIは2022年4月27日に廃止されます。新機能はGoogle Ads APIにのみ表示されることになります。
新機能については、いくつか次の項でご紹介します。
Google Ads APIの新機能について
前の項でご紹介した、AdWords APIからGoogle Ads APIへのアップグレードによって追加される新機能についてご紹介します。
最適化案
最適化案は、Google広告アカウントのパフォーマンスがどの程度設定されているかを推定したものです。最適化案を利用すると、キャンペーンの掲載結果を改善することに役立ちます。
パフォーマンスマックスキャンペーン
パフォーマンスマックスキャンペーンでは、これまでキャンペーンを分けて配信しなければならなかったものが、YouTubeやディスプレイ広告、検索広告などを横断して広告の購入と最適化が可能になる機能です。
キーワードプランナー
自社のビジネスに関連するキーワード候補を見つけ、そのキーワードに関する過去のパフォーマンスの指標を取得して、今後のパフォーマンスを予測できます。
まとめ
今回は、Google広告のアップグレード情報をご紹介しました。従来のAdWords APIは2022年4月には廃止になりますので、現在ご利用中であれば、Google Ads APIへの移行を早めに行うとよいでしょう。