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【Google広告】自動作成されるカスタムインテントオーディエンスって?【ディスプレイ広告】

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更新日:

こんにちは。運用者の山路です。

みなさんは自動生成されるカスタムインテントオーディエンスを知っていますか?2年ほど前に使用できるようになったのですが、意外と知らない方もいるのではないかと思います。

今回はそんな自動生成されるカスタムインテントについて、カスタムインテントとの違いや設定方法、活用例などをご紹介いたします。

カスタムインテントって?

カスタムインテントとは、商品やサービスに関する「キーワード」「URL」を追加することで、それらに興味がある・購買意欲があると考えられるオンライン ユーザーにディスプレイ広告を表示させるターゲティングです。
「インタレストターゲティングがしたいけど、既存のカテゴリに商材に合うものがない…」なんて場合にも商材に合った「キーワード」「URL」で配信ができるため、自由度が高く、よく使用する方も多いのではないでしょうか?
カスタムインテントについては過去にもご紹介しておりますので、詳しくは弊社過去記事をご覧ください。

自動生成されるカスタムインテントオーディエンスって?

では、自動生成されるカスタムインテントオーディエンスとは、何でしょうか?

自動生成されたカスタムインテントとは、Google の機械学習技術によって既存のキャンペーンが分析され、自動生成されるカテゴリのことです。このカテゴリは、キャンペーンやアカウントに入っているURLやキーワードを元に作成され、ディスプレイ広告のインタレストターゲティングにて使用することができます。

キャンペーンが既に配信されており、一定期間が経過していることが自動生成される条件であり、検索広告のみ配信しているアカウントでも作成がされるようです。具体的な期間は公表されていませんが、私の運用している配信開始から1ヶ月経過したアカウントで生成されていることが確認できました。

個人的にインタレストターゲティングを行う際に既存のカテゴリに商材が合うものがない場合に、カスタムインテントを使用し「カテゴリごとに成果が見れたらな…」と感じることがあるので、このように商材にあったカテゴリが自動で生成され、既存カテゴリと同様に使用できるのはいいなと感じました。

注意点

自動作成されたカスタムインテントオーディエンスは機械学習によって生成されるため、生成されたカテゴリの中には商材に合わないものもあるようです。表示されているカテゴリ全てを設定するのではなく、ちゃんと商材に合っているか取捨選択して設定する必要があります。

また、この自動生成されたカスタムインテントオーディエンスは、動画キャンペーンでは使用できません。

設定方法

設定方法は下記の通りです。

①左列からオーディエンスを選択し、青色のペンマークを選択

②「オーディエンスを編集」を選択

③「閲覧」を選択

④「ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画」を選択

⑤「カスタムインテントオーディエンス:自動生成」を選択

⑥⑦新しいオーディエンスとして表示されるカテゴリを選択

最後に保存ボタンを押して、設定は完了です!表示されているカテゴリを選択するだけなので、とても簡単ですね!上述したように、生成されたカテゴリ全てが商材に合うとは限らないため、取捨選択をしながら設定をしましょう。

活用方法を考えてみた

自動生成されるカスタムインテントについて、実際に使用できる場面を考えてみました。

  1. 検索広告のみ配信をしており、ディスプレイ広告の配信も検討している
  2. ディスプレイ広告にてリマーケティングのみ配信をしており、
    新たなターゲットにも広告を配信したい

自動生成されるカスタムインテントは検索広告のみ配信しているアカウントでも作成されるため、1のようにこれからディスプレイ広告を始めたいアカウントでも使用が可能です。「ディスプレイ広告でインタレストターゲティングをしたいけど、既存のカテゴリには商材にあうものがない…」なんてときに活用できそうです。設定もカテゴリを選択するだけなので、簡単に商材に興味のある人をターゲティングすることが可能です。既存のカテゴリに商材に合うものがある場合は、既存のカテゴリと併用することでより商材に興味のあるユーザーを狙えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

生成されるカテゴリに多少のズレもあるということですが、個人的に最近のGoogleの機械学習の精度は高いと感じているため、こういった簡単に商材に合ったターゲティングができるのはいいなと感じました。ターゲティングに使用するかは置いておいて、自分の運用しているアカウントにどんなカテゴリが作成されているかをみてみるのも面白いかもしれませんね。この記事が運用者の方のお役にたてば幸いです。
以上、山路でした。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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