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GoogleAnalyticsを使って一歩踏み込んだスマートフォン分析を

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インターネットを利用する時、PC・スマートフォン・タブレット・・・なにを一番使いますか?
スマートフォンと答える方が半数以上いるのではないでしょうか。

2015年5月のニールセンの発表では、2015年冬にはスマホでのインターネット利用者がPCを超えるのではないかと予測されております。

参考サイト:ニールセン・ニュースリリース

そのためリスティング広告もこれから更にスマホに特化していく必要があると思います。
(今回の発表を聞かずともリスティング広告運用者はスマホへの配信の重要性はひしひしと感じていると思いますが・・・)

そこで今回はGoogleAnalyticsを使用した一歩踏み込んだスマホ分析を紹介します。

実際のアカウントで分析

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このアカウントの簡単な概要は以下のとおりとなります。

  • 関東のちょっとレベルの高い料理教室
  • ターゲットは30代~40代の女性
  • スマホのみへの配信
  • 年会費5万円
  • 許容CPAは2万円

曜日や時間帯、地域等での調整を行い、キャンペーンによって許容値を超えているものもありますが、全体的には許容範囲内かつクライアントにも満足いただけている状況でした。

そんな中、「もう少しCPA抑えられると新店舗オープンできるんですが・・・」と相談を受け、もっと無駄を削減できるところはないかと調査しました。

調査の結果

上述の通り管理画面上で分かるデータからの調整は既に行っていたため、管理画面内で分析しても大きな収穫がないと判断し、GoogleAnalyticsでの分析を行いました。
その中で着目したのがスマホのOSです。

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赤枠の通りiOSとAndroidで大きな差が出ています。

iOS      → CV数:28件 CVR:0.87%
Android→ CV数:6件   CVR:0.25%

管理画面の平均CPCが69円でしたので、CPCが変動しないと仮定して各OSのCPAを算出すると

iOS      → 69円 ÷ 0.87% =   7,931円
Android→ 69円 ÷ 0.25% = 27,600円

となり、CPAで約2万円の差が有ることが分かります。
Androidへの配信を抑制することによってCPA改善が見込めますね。

まとめ

GDN・YDNであれば配信先OSを設定することができるため、OSを分けたキャンペーン・広告グループを作成し入札単価等で調整することによりパフォーマンスの改善ができるかもしれません。
但し、検索連動型広告は現状ではOS毎の配信設定が出来ませんので、ディスプレイ広告で成果を多く獲得しているアカウントに対して分析するのが効果的かと思います。

今回は管理画面上での分析・調整をひと通り終え、更に他になにか調整出来る部分がないかという事でOS別のパフォーマンス分析を実施しました。
管理画面でまだまだやれる事がある場合はそちらを優先する事をオススメします!

分析を実施する前にこちらの記事を熟読いただき、目的をもって分析をしましょう!

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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