2024年5月14日、GA4はGoogleアナリティクス360において、レポートコレクションにユーザーを割り当てる機能を追加しました。
本記事では、追加された機能の詳細と操作手順を解説します。
追加された機能の概要
レポートコレクションにユーザーを割り当てる機能は、下記のように作成したレポートを「誰に表示するか」指定できる機能です。
- マーケティングチーム:マーケティングレポートを表示
- プロダクトチーム:プロダクトレポートを表示
- CEO:エグゼクティブサマリーを表示
これにより、必要な人に見せたいレポートだけを表示する運用が可能になります。
権限について
Googleアナリティクス360には、次の2つの権限があります。
- 管理者
- 編集者
「管理者」はレポートコレクションにユーザーを割り当てられる権限です。
「編集者」はすべてのユーザーに割り当てられるデフォルト権限です。
編集者はレポ―トコレクションの作成はできますが、レポートコレクションにユーザーを割り当てられません。
操作手順
レポートコレクションにユーザーを割り当てる機能の操作手順は以下の通りです。
- Googleアナリティクスにログイン
- 左側のナビゲーションで「レポート」>「ライブラリ」をクリック
- 「コレクション」セクションで編集するレポートコレクションを探す
- レポートコレクションカードの右上にある縦の三本点アイコン「︙」をクリック
- 「ユーザー編集」を選択
- ダイアログの右上にある「ユーザーを選択」をクリック
- コレクションに割り当てるユーザーまたはグループを選択
- 「プレビュー」をクリックしてコレクションに割り当てたユーザーまたはグループを表示
- 「公開」をクリック
レポートコレクションに特定のユーザーまたはグループを割り当てると、コレクションカードに「公開済み」と表示されます。
レポートコレクションにすべてのユーザーを割り当てると、コレクションカードの左下に「すべてのユーザー」アイコンが表示されます。
なお、公開済みのレポートコレクションは、Googleアナリティクスのユーザーごとに最大7個割り当てることが可能です。
まとめ
GA4のGoogleアナリティクス360における、レポートコレクションにユーザーを割り当てる機能の詳細と操作手順を解説しました。
レポートコレクションにユーザーを割り当てることで、必要な人に見せたいレポートだけを表示する運用が可能になります。
ぜひ、今後のイベント分析に活用してみてください。