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【Google広告】広告運用者必見!2025年4月アップデート内容

公開日:
更新日:
Google広告 最新アップデート 2025年4月

2025年4月、Google広告は広告運用者がより効果的な広告戦略を展開できるよう、いくつかの重要なアップデートを実施しました。

特に、P-MAXキャンペーンの機能性向上や、デマンドジェネレーションの配信設定強化、Merchant Centerの機能拡張など、日々の広告運用に直結する見逃せない内容が盛り込まれています。

この記事では、最新の変更点の中から、広告運用のプロフェッショナルが特に押さえておくべきポイントに絞り、わかりやすく整理して紹介します。

P-MAXキャンペーンの主なアップデート

P-MAX(Performance Max)キャンペーンは、より柔軟で精度の高い運用を可能にするための改良が複数加えられました。

  • 除外キーワード数の上限拡大
  • 顧客ライフサイクル目標の進化
  • 「ランディング ページの画像」機能

それぞれ見ていきましょう。

除外キーワード数の上限拡大

これまで100件だった除外キーワードの上限が、10,000件にまで大幅に増加しました。

この改良により、広告主はより細かな検索トラフィックの制御が可能となり、無駄な表示を抑えながらキャンペーンの精度を高めることができます。

顧客ライフサイクル目標の進化

広告主が顧客のライフサイクルに合わせた戦略を立てやすくなるよう、以下の改良が行われました。

  • 「ユーザー維持」目標がすべてのアカウントで利用可能: 既存顧客との関係を深めたり、休眠ユーザーを呼び戻したりする施策が、より広範囲で打ちやすくなりました。
  • 「新規顧客の獲得」目標における広告費の可視化: 新規顧客獲得にかかった広告費がレポートで明確に表示されるようになり、新規顧客獲得効率の把握と予算最適化がより容易になりました。

「ランディング ページの画像」機能

ランディングページから自動的に高品質な画像を抽出して、広告クリエイティブとして利用できる機能「ランディング ページの画像」が利用可能になりました。

これにより、広告アセットの準備にかかる手間が軽減され、より魅力的で視覚に訴えかける広告を効率的に生成できるようになります。

デマンドジェネレーションキャンペーンの強化

デマンドジェネレーションキャンペーンは、これまでGoogleの主要なチャネルであるYouTube、Google Discover、Gmailに自動で最適化して配信されてきました。

しかし、今回「チャネルコントロール機能」が実装されたことで、広告主はより成果が見込めるチャネルに配信を絞ったり、逆に成果の低いチャネルを除外したりすることが可能になりました。

これにより、無駄な広告費を削減し、限られた予算で最大限の広告効果を得られるようになります。

対象となるチャネル

チャネルコントロール機能で制御できる主なチャネルは以下の通りです。

  • YouTube: YouTube動画再生ページ、YouTube Shorts、YouTubeホームフィードなど
  • Google Discover: GoogleアプリのDiscoverフィード
  • Gmail: Gmailのプロモーションタブとソーシャルタブ

チャネルコントロール機能は、デマンドジェネレーションキャンペーンが持つ「広範なリーチ」という強みを活かしつつ、広告主のマーケティング目標に合わせた精度の高い運用を可能にする、非常に有用な機能であるといえます。

その他の注目アップデート

Google広告 最新アップデート 2025年4月
引用元:Google広告|パフォーマンスマックスにチャンネルパフォーマンスとその他のレポート機能が登場

上記以外にも、日々の運用をよりスムーズにするための改善がいくつかリリースされます。

その中でも特に重要な2つの機能を見ていきましょう。

  • チャネルパフォーマンスレポートの導入
  • Google Merchant Centerの機能拡充

チャンネルパフォーマンスレポートの導入

P-MAXに、「チャネルパフォーマンスレポート」が新たに導入されます。

このレポートの追加により、P-MAXの自動運用における透明性が大幅に向上し、広告主はGoogle検索、YouTube、Gmail、ディスプレイなどの各チャネルでのパフォーマンスをより詳細に把握できるようになります。

Google Merchant Centerの機能拡充

Google Merchant Centerの商品データが以下のように仕様変更されます。

2025年4月8日以降の変更点

  • 分割払いにおける頭金:「installment」属性で指定
  • エネルギー効率クラス属性:「certification」属性に置き換え(主にEU)
  • 新しい送料属性が追加:より詳細な送料設定が可能

2025年7月1日以降の変更点

  • 会員価格:「loyalty_program」属性で指定する
  • 米国の消費税属性:削除される見込み

これらの機能拡充は、主に商品データの管理と最適化、そしてP-MAXでの活用をより効率的に行うための改善が含まれています。

具体的な詳細については、Merchant Center 商品データ仕様の更新のお知らせ(2025 年)で確認できます。

まとめ

今回のGoogle広告アップデートは、広告運用の自由度と精度を大きく高める内容が多数盛り込まれており、広告効果の最大化に向けた改善が際立っています。

特に、除外キーワードの強化やライフサイクル目標の拡張は、今後の広告戦略を設計する上で非常に重要な要素となるでしょう。

これらの機能を積極的に活用し、変化に強く、より効果的なアカウント運用を目指しましょう。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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