不用品回収のSEO対策とは、引っ越しや片付けで不用品を手放したい人が業者を探すときに、自社のサイトを見つけてもらい、見積もりや回収の依頼につなげる取り組みです。
違法な業者への警戒が強い業種なので、安さを打ち出すより、許可と料金の中身を正直に見せる会社が選ばれます。本記事では、そのための施策と守るべき法令、立ち上げの進め方を解説します。

この記事でわかること
- 依頼する人が、何と比べて不用品回収の業者を選ぶか
- 料金表・許可のページ・品目ページなど6つの施策
- 廃棄物処理法・家電リサイクル法・景品表示法から見たサイトの書き方
- 地域ページやビジネスプロフィールで避けたいこと
- 検索広告とSEOの受け持ちの分け方と、最初の3か月の進め方
なお、広告費ばかりかさんで自社サイトからの依頼が伸びないと感じている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
回収できる地域と許可の状況を伺い、検索広告とSEOの受け持ちを一緒に整理します。

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不用品回収のSEO対策とは?依頼する人が業者を比べる流れ

この章でわかること
- 定義①|処分したい物と期限で、検索の言葉が変わる
- 定義②|市区町村の窓口と比べられている
- 定義③|違法な業者への警戒が、選ぶ前提になっている
- 定義④|地図と自社サイトを行き来して決める

不用品回収を頼む人の多くは、業者を探すのが初めてか、何年かに一度のことです。
相場も業者の見分け方もわからないまま検索を始めるため、サイトに何が書いてあるかが、そのまま依頼先の決め手になります。
定義①|処分したい物と期限で、検索の言葉が変わる
検索の言葉は、何を処分したいか、いつまでに片付けたいかで大きく変わります。
「冷蔵庫 処分」「ソファ 引き取り」のように品目から探す人もいれば、「不用品回収 即日」「引っ越し 不用品 まとめて」のように期限や量から探す人もいます。
サービスを「不用品回収」の1ページにまとめてしまうと、品目や期限で探す人の検索に答えにくくなります。
よく受ける品目と依頼のきっかけを洗い出し、ページの切り分けに使いましょう。
定義②|市区町村の窓口と比べられている
家庭から出る不用品は、本来、住んでいる市区町村の粗大ごみの収集などで処分できます。
依頼する人は、市区町村に出す手間や日数と、業者に頼む料金を比べたうえで、業者に頼むかどうかを決めます。
市区町村のサイトでは一般廃棄物の許可業者の一覧を公開しているところもあり、そこから業者を探す人もいます。
市区町村の収集と比べて、業者に頼むと何が楽になるのかを具体的に書きましょう。
定義③|違法な業者への警戒が、選ぶ前提になっている
国民生活センターには、不用品回収サービスについての相談が数多く寄せられています。
依頼する人の中には、ニュースや自治体の注意喚起を見て、「この業者は大丈夫か」と疑いながらサイトを見る人が少なくありません。
一般家庭から出る廃棄物の収集・運搬には、廃棄物処理法に基づく「一般廃棄物処理業の許可」または「市区町村からの委託」が必要ですが、産業廃棄物処理業の許可のみの事業者等、一般廃棄物処理業の無許可業者とのトラブルが目立ちます。
引用元:国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル-市区町村から一般廃棄物処理業の許可を受けず、違法に回収を行う事業者に注意!-」
許可を持っていることを、疑っている人にも確かめられる形で示しましょう。
定義④|地図と自社サイトを行き来して決める
「不用品回収 〇〇市」のような地名を含む検索では、地図に出る業者と、通常の検索結果に出るサイトが並びます。
依頼する人は、地図で口コミや写真を見てからサイトを開き、料金や許可を確かめて電話する、という行き来をします。
Googleマップでの見え方の整え方は、MEO対策とはで解説しています。
地図とサイトの情報が食い違わないよう、両方を同じ担当者が管理しましょう。
不用品回収業者のSEOで押さえる6つの施策

この章でわかること
- 施策①|料金表は、積める量と追加料金の条件まで書く
- 施策②|許可の情報を1ページにまとめる
- 施策③|よく受ける品目ごとにページを作る
- 施策④|作業事例は、見積もりと実際の料金を並べる
- 施策⑤|Googleビジネスプロフィールは非店舗型で整える
- 施策⑥|買取や大量の片付けは、ページを分ける

不用品回収の検索結果には、「格安」「即日」「積み放題」といった言葉が並びがちです。
同じ言葉で競うより、依頼する人が当日まで不安に思うことに先回りして答えるほうが、選ばれる理由になります。
施策①|料金表は、積める量と追加料金の条件まで書く
料金表は、軽トラックや2トントラックなどのプランごとに、税込の総額で示します。
そのうえで、どこまで積めるのか、作業員の人数や処分費が含まれるのか、どんなときに料金が増えるのかを、同じ表の中に書きます。
国民生活センターの相談事例には、「トラック詰め放題」と聞いて頼んだのに、当日になって荷台の囲いの高さまでしか載せられないと言われた例もあります。
一般廃棄物処理業の無許可業者が一般家庭向けに出している広告を見ると、「定額パック××円」「トラック詰め放題△△円~」などと安価な料金を表示していますが、実際には基本料金の他に人件費や廃棄費用等、様々な名目で追加料金が発生し、高額な料金を請求されてトラブルになっています。
引用元:国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル-市区町村から一般廃棄物処理業の許可を受けず、違法に回収を行う事業者に注意!-」
「積み放題」と書くなら、どこまで積めるのかを言葉と写真で示しましょう。
施策②|許可の情報を1ページにまとめる
許可の情報は、会社概要の隅に小さく書くのではなく、「許可と対応エリア」のような1つのページにまとめます。
どの市町村の一般廃棄物収集運搬業の許可か、許可番号と有効期間、古物商の許可番号を並べ、許可証の写しを画像で添えると、さらに確かめやすくなります。
許可のない市町村からの依頼をどう扱うか、たとえば買取だけを受ける、許可業者や市の窓口を案内する、といった方針も書いておきます。
許可のページには、料金表やお問い合わせのボタンの近くからもリンクしましょう。
施策③|よく受ける品目ごとにページを作る
冷蔵庫、洗濯機、ベッド、ソファ、ピアノ、自転車など、問い合わせの多い品目は、品目ごとにページを作ります。
品目ページには、料金の目安、搬出に必要な人数や養生、分解が要るかどうか、市区町村の粗大ごみに出す場合との違いを書きます。
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象なので、リサイクル料金と引き渡しの流れも説明します。
品目ページのタイトルの付け方は、SEOで勝つタイトルの付け方も参考にしてください。
品目ページは、料金・搬出・処分の流れの3つに答える形でそろえましょう。
施策④|作業事例は、見積もりと実際の料金を並べる
作業事例は、依頼する人が「自分の場合はいくらか」を想像するための材料です。
品目と量、トラックの大きさ、作業時間に加えて、見積もりの金額と実際に請求した金額を並べると、当日の上乗せがないことが伝わります。
写真は、表札や郵便物、部屋の外の景色など、住まいが特定できるものが写らないように選び、お客様に掲載の了解を得ます。
| 載せる項目 | 書き方の例 | 伝わること |
|---|---|---|
| 品目と量 | 冷蔵庫・ベッドなど | 自分の家と比べられる |
| トラックと人数 | 軽トラック・2名 | 当日の段取りがわかる |
| 見積もりと請求 | 見積もり額=請求額 | 上乗せがないとわかる |
| 搬出の条件 | 階段のみ・3階 | 料金が増える理由がわかる |
事例は、見積もりと実際の料金の差まで見せて、料金表の確かさを伝えましょう。
施策⑤|Googleビジネスプロフィールは非店舗型で整える
不用品回収のように、お客様の家に出向くビジネスは、Googleビジネスプロフィールでは非店舗型ビジネスとして登録します。
Googleのガイドラインでは、非店舗型ビジネスは住所を非表示にし、サービス提供地域を指定するよう案内されています。
倉庫などで持ち込みを受け付けていて、営業時間中にスタッフが常駐しているなら、住所を表示したうえでサービス提供地域も指定できます。
サービス提供地域は、許可を持つ市町村や、実際に回収に行ける範囲に合わせて設定します。
ビジネスプロフィールのサービス提供地域と、サイトの対応エリアをそろえましょう。
施策⑥|買取や大量の片付けは、ページを分ける
まだ使える家具や家電の買取、家じゅうの片付け、引っ越しに合わせた一括の回収は、同じ「回収」でも依頼する人の悩みが違います。
1つのページに詰め込まず、作業の内容、料金の考え方、必要な許可を、それぞれのページで説明します。
物があふれた部屋の片付けのページでは、作業の前に見積もりを出せるか、分別をどこまで任せられるかといった、相談しにくい点に答えます。
悩みの違うサービスはページを分けて、それぞれの言葉で答えましょう。

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不用品回収業者が守るべき許可と表示のルール

この章でわかること
- ルール①|家庭のごみを運ぶには、市町村長の許可が要る
- ルール②|産業廃棄物や古物商の許可では代わりにならない
- ルール③|許可の扱いは市町村ごとに違う
- ルール④|家電4品目は家電リサイクル法の流れで扱う
- ルール⑤|料金の表示は景品表示法に照らす

不用品回収の仕事には、ごみとしての運搬、まだ使える物の買取、家電のリサイクルなど、法令の扱いが違う作業が混ざっています。
サイトに書く前に、どの作業をどの許可で行っているのかを整理しておくと、表示の誤りを防げます。
ルール①|家庭のごみを運ぶには、市町村長の許可が要る
家庭から出る不用品をごみとして運ぶには、市町村長から一般廃棄物収集運搬業の許可を受ける必要があります。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)は、次のように定めています。
一般廃棄物の収集又は運搬を業として行おうとする者は、当該業を行おうとする区域(運搬のみを業として行う場合にあつては、一般廃棄物の積卸しを行う区域に限る。)を管轄する市町村長の許可を受けなければならない。
引用元:e-Gov法令検索「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第7条第1項
許可は、回収する区域を管轄する市町村ごとに受けるもので、一定の期間ごとに更新も必要です。
許可の表示は、市町村名・許可番号・有効期間をそろえ、更新のたびに直しましょう。
ルール②|産業廃棄物や古物商の許可では代わりにならない
産業廃棄物の収集運搬業の許可は、事業活動に伴って出る廃棄物を扱うためのもので、家庭のごみの回収には使えません。
柏市は、産業廃棄物収集運搬業許可、古物商許可、貨物等の運送事業許可では、家庭ごみを回収できないと案内しています。
一方で、まだ使える物を買い取るには、都道府県公安委員会の古物商の許可が別に必要です。
「収集運搬の許可あり」とだけ書くと、どの許可なのかが伝わらず、確かめたい人に疑われる原因になります。
許可の種類と、その許可でできることを、取り違えのない書き方で示しましょう。
ルール③|許可の扱いは市町村ごとに違う
一般廃棄物の許可をどんな場合に出すか、許可業者に家庭からの回収を認めるかは、市町村によって扱いが違います。
たとえば千葉市は、市の許可を取得していても、一時多量ごみや適正処理困難物の回収などの特別な場合を除き、家庭からのごみの回収は認めていないと案内しています。
対応エリアを広げるときは、市町村ごとに、自社の許可で受けられる依頼の範囲を確かめます。
対応エリアは、市町村ごとの許可の扱いを確かめてから書きましょう。
ルール④|家電4品目は家電リサイクル法の流れで扱う
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目は、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象です。
国民生活センターは、買い替えのときは新しい製品を買う小売業者に、処分だけのときは製品を買った小売業者に引き取りを頼むなど、家電リサイクル法に沿って処理するよう呼びかけています。
4品目を回収する場合は、リサイクル料金と運搬の料金を分けて示し、どのような流れでリサイクルに回すのかを説明します。
家電4品目は、ほかの不用品と同じ料金表にまぜず、別の説明を用意しましょう。
ルール⑤|料金の表示は景品表示法に照らす
料金を目立たせたい気持ちから、「無料」「ポッキリ」「追加料金一切なし」といった言葉を大きく載せたくなることがあります。
不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)は、価格などの取引の条件について、実際より著しく有利だと誤認される表示を禁じています。
事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。
引用元:e-Gov法令検索「不当景品類及び不当表示防止法」第5条
二 商品又は役務の価格その他の取引条件について、実際のもの又は当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの
条件を小さく書いたり書かなかったりしたまま安さだけを打ち出すと、この表示に当たるおそれがあります。

安さを伝える言葉には、条件と根拠を同じ場所に添えましょう。
不用品回収のサイトとビジネスプロフィールでやってはいけないこと

この章でわかること
- NG①|地名だけを差し替えたページを並べる
- NG②|拠点のない住所でビジネスプロフィールを作る
- NG③|ビジネス名に「即日」「格安」などを足す
- NG④|許可のない地域を「回収できる地域」に入れる

不用品回収は地域の検索が多い業種のため、地域ページやビジネスプロフィールで無理をしがちです。
次の4つは、Googleのポリシーや法令に照らして避けたいことです。
NG①|地名だけを差し替えたページを並べる
対応エリアの市町村ごとに、地名だけを差し替えた同じ中身のページを並べるのは避けます。
Googleのスパムポリシーは、こうしたページを誘導ページの不正使用として次のように説明しています。
誘導ページの不正使用とは、特定の類似した検索語句で検索結果の上位に表示されることを目的にサイトまたはページを作成することです。
引用元:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」
同じポリシーでは、特定の地域や都市を対象としたページを複数持ち、1つのページにユーザーを誘導することも例に挙げています。
地域ページは、その市町村の許可・ごみの出し方・作業事例が書けるところから作りましょう。
NG②|拠点のない住所でビジネスプロフィールを作る
回収に行ける範囲を広く見せたいからといって、実際に拠点のない住所でビジネスプロフィールを作ってはいけません。
郵送先住所を借りており、その住所では実際にサービスを提供していない場合(バーチャル オフィスとも呼ばれます)は、ビジネス プロフィールをご利用いただくことはできません。
引用元:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」
拠点ごとにプロフィールを作れるのは、拠点が複数あり、それぞれが別のサービス提供地域とスタッフで運営されている場合です。
ビジネスプロフィールは、実際に営業している拠点の数だけ作りましょう。
NG③|ビジネス名に「即日」「格安」などを足す
ビジネスプロフィールの名前に、「即日」「格安」「24時間」などのサービスや営業時間の言葉を足すのも避けます。
同じガイドラインでは、ビジネス名には看板などで使っている実際の名称を使い、不要な情報を含めるとプロフィールが停止される場合があると説明されています。
伝えたいサービスや対応時間は、カテゴリやサービス、営業時間の欄に入れます。
ビジネス名は看板と同じ名前にし、宣伝の言葉はほかの欄で伝えましょう。
NG④|許可のない地域を「回収できる地域」に入れる
許可を持っていない市町村を、対応エリアの一覧に「回収できる地域」として並べるのもやめましょう。
依頼する人が市区町村の許可業者の一覧と見比べたときに名前が見つからなければ、ほかの地域の表示まで疑われます。
許可のない地域は、買取だけ受け付ける、許可業者を案内するなど、できることを分けて書きます。
対応エリアの表示は、許可の一覧と1つずつ照らし合わせてから公開しましょう。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。
検索広告とSEOを、急ぎ度と目的で使い分ける

この章でわかること
- 分担①|「即日」「今日」の検索は、広告で受ける
- 分担②|処分の方法を調べる検索は、記事で受ける
- 分担③|検索語句から、目的の違う検索を見分ける
- 分担④|広告文も、サイトと同じルールで見直す

弊社カルテットは、リスティング広告の運用代行を本業としています。
不用品回収は急ぎの依頼と調べものの検索が混ざる業種なので、広告とSEOで受け持つ検索を分けると、広告費の無駄を抑えやすくなります。
分担①|「即日」「今日」の検索は、広告で受ける
「不用品回収 即日」「粗大ごみ 今日 回収」のように、今すぐ頼みたい人の検索は、ページの評価が育つのを待てません。
こうした検索は検索広告で受け、料金表と当日の空き状況、電話の窓口がすぐわかるページに案内します。
広告とSEOの違いは、リスティング広告とSEOの違いで詳しく解説しています。
急ぎの検索は広告で受け、料金と連絡先がすぐわかるページにつなぎましょう。
分担②|処分の方法を調べる検索は、記事で受ける
「ベッド 処分 方法」「冷蔵庫 捨て方」のような検索は、まだ業者に頼むと決めていない人が中心です。
市区町村の粗大ごみに出す方法、自分で運ぶ場合の手間、業者に頼む場合の料金を並べた記事で受けると、業者に頼む理由が伝わります。
記事の最後には品目ページや料金表へのリンクを置き、頼みたくなった人がすぐ次に進めるようにします。
処分の方法を調べる検索は記事で受け、品目ページへの道を用意しておきましょう。
分担③|検索語句から、目的の違う検索を見分ける
Google広告のレポートでは、広告が表示されたときに実際に入力された検索語句を確かめられます。
不用品回収の広告では、「不用品回収 無料」「粗大ごみ 出し方」のように、有料の回収とは目的の違う検索で広告が出ていることがあります。
目的の合わない語は広告の配信から外し、そのうち記事で役に立てる語は、SEOで書くテーマの候補にします。
電話や見積もりの依頼が多かった語は、料金ページや品目ページの見出しにも入れ、自然検索でも拾えるようにします。
検索語句のデータを、広告で受ける語とSEOで書く語の仕分けに使いましょう。
分担④|広告文も、サイトと同じルールで見直す
景品表示法は、サイトだけでなく、検索広告の広告文にも同じようにかかります。
サイトの料金表を直しても、広告文に「完全無料」「追加料金なし」が残っていれば、広告を見て来た人との行き違いは減りません。
広告文とサイトの表示を一緒に見直す進め方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングでもご相談いただけます。
広告文とサイトの料金表は、同じ条件・同じ言葉でそろえましょう。
Web担当者が最初の3か月でやること

この章でわかること
- 段取り①|1か月目は、見積書と許可証を集める
- 段取り②|2か月目は、料金表と許可のページを作り直す
- 段取り③|3か月目は、品目ページと事例を足す
- 段取り④|3か月目の終わりに、見る数字を決める

不用品回収の会社では、Web担当者が現場に出ることが少なく、料金や作業の実態がサイトに反映されにくいことがあります。
最初の3か月は、新しい記事を増やすより、現場の資料をもとに土台のページを固めることを優先します。
段取り①|1か月目は、見積書と許可証を集める
最初の月は、直近の見積書を集め、どの品目の依頼が多いか、どんなときに料金が増えたかを書き出します。
あわせて、許可証の写しと有効期間、古物商の許可番号を集め、今のサイトの表示と食い違いがないかを確かめます。
Search Consoleでは、今どんな言葉で検索結果に表示されているかも確かめます(Google Search Consoleについて)。
最初の月は、現場の数字と許可の事実を集めることに時間を使いましょう。
段取り②|2か月目は、料金表と許可のページを作り直す
2か月目は、集めた見積書をもとに、料金表を6つの項目で作り直します。
許可の市町村と番号、許可のない地域の扱いを1ページにまとめ、料金表とお問い合わせのボタンの近くからリンクします。
公開の前に、代表者や現場の責任者に、料金の条件や作業の書き方が実際と合っているかを確かめてもらいます。
2か月目の終わりまでに、料金表と許可のページを公開しましょう。
段取り③|3か月目は、品目ページと事例を足す
3か月目は、問い合わせの多い品目から品目ページを作り、掲載の了解を得た作業事例を足していきます。
地域ページは、許可を持ち、事例が書ける市町村から作り、地名だけのページは作りません。
品目・事例・地域の順に、中身が書けるものからページを増やしましょう。
段取り④|3か月目の終わりに、見る数字を決める
3か月では、検索順位が大きく動かないこともあります。
そのため、順位だけでなく、問い合わせの数や、当日の料金をめぐる行き違いが減ったかもあわせて見ます。
| 見る数字 | どこで見るか | 次の手 |
|---|---|---|
| 料金ページの表示回数 | Search Console | 表示が増えた品目を足す |
| 地図からの電話 | ビジネスプロフィール | 写真と営業時間を見直す |
| 見積もりの依頼の数 | 問い合わせの記録 | 入口ごとに比べる |
| 当日の料金の行き違い | 現場の報告 | 料金表の条件を直す |
数字を見て、次に作るページと直すページを決めましょう。

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不用品回収業者のSEOでよくある質問

この章でわかること
- 質問①|許可のない市町村から依頼が来たら、どうすればいい?
- 質問②|「無料回収」と書けないなら、何を打ち出せばいい?
- 質問③|比較サイトに載っていれば、自社サイトは要らない?
- 質問④|口コミはどうやって増やせばいい?
- 質問⑤|ブログには何を書けばいい?
不用品回収の会社のWeb担当者や経営者から、よく受ける質問に答えます。
迷ったときは、依頼する人の不安を減らせるか、法令とGoogleのルールに照らして問題がないかの2点で考えます。
質問①|許可のない市町村から依頼が来たら、どうすればいい?
自社の許可では回収できない地域の依頼は、ごみとしての回収は受けず、できることを伝えます。
まだ使える物の買取だけを受ける、その市町村の許可業者や粗大ごみの窓口を案内する、といった対応をサイトにも書いておくと、電話での説明が短くなります。
断るときも、次にどこへ頼めばよいかを伝え、会社の印象を残しましょう。
質問②|「無料回収」と書けないなら、何を打ち出せばいい?
無料をうたう代わりに、料金に何が含まれ、何が増える条件かを正直に示すこと自体が、選ばれる理由になります。
買取できる物は査定額を料金から差し引く、市区町村の収集日を待たずに片付けられる、搬出まで任せられる、といった事実を打ち出します。
安さの言葉より、条件のわかりやすさと手間の少なさで比べてもらいましょう。
質問③|比較サイトに載っていれば、自社サイトは要らない?
比較サイトや紹介サイトは、会社を知ってもらう入口として役立ちます。
ただ、比較サイトで見つけた会社の名前で検索し直し、許可や料金表、作業の写真を確かめてから電話する人もいます。
比較サイトに載せていても、許可と料金の確かめ先として自社サイトを整えましょう。
質問④|口コミはどうやって増やせばいい?
口コミは、作業が終わったあとに、感想を書いていただけるかを丁寧にお願いするのが基本です。
割引や粗品と引き換えに口コミを頼むことは、Googleマップのポリシーで禁じられているため、見返りは付けません。
届いた口コミには、良い内容にも厳しい内容にも、会社として返信します。
口コミは見返りなしでお願いし、届いた声すべてに返信しましょう。
質問⑤|ブログには何を書けばいい?
ブログには、依頼する人が業者に頼む前に調べることを、現場の経験をもとに書きます。
たとえば、引っ越しの前にいつまでに頼めばよいか、家電4品目の出し方、大型家具を運び出すときの注意、市区町村の粗大ごみとの比べ方などです。
テーマは、見積もりの電話でよく聞かれる質問から選ぶと、検索する人の言葉とずれにくくなります。
ブログのテーマは、電話や見積もりの場で聞かれた質問から選びましょう。
まとめ|不用品回収のSEOは、許可と料金の中身を見せることから

この記事の要点
- 依頼する人は、市区町村の窓口・地図・比較サイトと並べて業者を比べている
- 料金表には、積める量・含まれるもの・増える条件・キャンセル料まで書く
- 一般廃棄物収集運搬業の許可は市町村ごと。市町村名と番号、許可のない地域の扱いを示す
- 地名だけの地域ページや、拠点のない住所でのビジネスプロフィールは作らない
- 急ぎの検索は広告、調べものの検索は記事で受け、見積書から3か月で土台を固める
不用品回収のSEOは、検索の順位を上げる工夫より先に、違法な業者を警戒する人の疑問に一つずつ答えていくことです。
許可と料金の中身が伝わるサイトになれば、広告から来た人にも検索から来た人にも、安心して見積もりを頼んでもらえます。
どこから直せばよいか迷っている方は、カルテットコミュニケーションズのSEOコンサルティングの無料相談もご活用ください。
許可の状況と力を入れたい品目を伺い、広告のデータも使いながら、最初に整えるページを一緒に選びます。

カルテットのSEOコンサルティング
問い合わせや売上につながる検索集客を、戦略の設計から記事制作・内部対策・被リンクまで一貫して支援します。リスティング広告の運用で培ったデータの見方を生かし、広告とSEOをあわせた設計にも対応します。